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モテ期

 こんばんは、乙訓野添です。お弁当のおかずが伊達巻と蒲鉾とブロッコリーで、なんだかちょっと不満です。

 ところで、人生にはモテ期が3回あると言われています。本当かな、と思ってましたが、2回は体験しましたので、本当なんでしょう。もっとも、じっとしていてもやって来るものではなく、能動的に動かないと来ません。その1回目というのが、実は本シリーズの「彼女いない歴=年齢、脱魔法使い」伝説の最中にありました。つまり、能動的に動きまくっていた時だった訳です。

 その動きまくっていたおかげで、2番目の彼女はすぐに見つかった話しは前回しました。しかし、その一方で、実は他にも付き合いかけた人がいたのです。というのも、メル友であれチャットであれ、とにかく「数打ちゃ当たる」の世界で、メッセしまくるのですが、それがキツネさんとほぼ同時期に、もう一人当たったのです。

 その人は、自分が住んでる所からは、随分と離れていましたが、実家の方の沿線沿いだったという事で、立地的にはOKでした。そして毎晩メッセを繰り返し(キツネさんと平行で)、とうとう会いに行く約束を取り付けました。そして、帰省シーズンでもないのに実家に帰省し、いそいそと会いに出かけました。
 その人とも写メ交換はしてなかったのですが、見た目はキツネさんより落ち着いていて、歳も自分と同じくらい。バリバリOLやってそうなのに、実はBLの同人誌を描いているという人でした。そして、やおい本を描いてる関係か、ア○ルセッ○スに興味がある、という人でした。
 会いに行った目的は、その人の家のPCの設定をしに行く、というものでしたが、ぶっちゃけ、そんなものは大した目的でも理由でもない事は、お互い承知でした。少なくとも自分はそうでした。しかし、いきなり会った人とホテルへ、なんてのは流石にアレかな、と思って、時間も押し迫ってきた事だし、取り合えずは実家に帰ろうかと思ってたいたところ、その人の方から、「ちょっと出かけへん?」と言われて、お泊まりする事になりました。

 そして、そのあと、ホテルにしけこみ、やりまくりの後ろの初体験(自分は入れる方)も体験し、実に満足した一夜を過ごしました。ただ、その人はタバコを吸う人で、キスした時に、なんというか、ヤニ臭いというか金臭いというか、タバコを吸わない自分にはキツい感じで、以降、タバコ吸う人とは付き合わなくなりました。
 なんにしても、心も体も気持ち良い人で、なんなら、キツネじゃなくて、こっちと付き合おうかとさえ思うくらいでした。遠距離にはなってしまうけど、それがどうした、という気持ちでした。距離を厭うていたのでは、出会いはないのです。

 その人とは、年末のコミケに参加する時に、今度はこっちで会いました。キツネさんのクリスマス鬱事件の後だっただけに、本当に乗り換えようかと思いました。しかし、その夜を最後に、その人とは連絡が取れなくなってしまいました。原因はわかりませんが、正直にキツネさんのことを話ししたのが良くなかったのかもしれません。その頃は未熟でした。
 本当にいい人とは、なかなか付き合えないものです。あれから随分経ちましたが、今はどうしてるかな。時々懐かしく思い出します。

 今回のnoteはここまで。彼女いない歴とか非モテとか言っておきながら、二股とか乗り換えとかいう様になりました。勢いとはすごいものです。いいねやコメント頂けると励みになります。


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