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初体験(人の)

 こんにちは、乙訓野添です。バイク用の高めのオイルを4本注文しました。油の一滴は血の一滴です。

 キツネさんとお付き合いする様になってからは、メル友の方はやめてしまったのですが、チャットの方は続けていて、あわよくば、他の人ともお付き合いしようなどと邪な事を考えていました。こういうのって、非モテの反動なのかもしれません。

 そんな中、処女だという人と知り合いました。確か歳は27歳くらいだったんじゃないかな。職場で好きな人がいるのだけど、なかなか声が掛けられない、という事で、最初は恋愛相談みたいな話しをしてた様に覚えています。
 しかし、そんなものは取り掛かり口で、目的はいかにヤルかです。ここまできたら、もう非モテでじゃなくて、ヤリチンですね。ある程度親しくなったら、そっちの方向に徐々に話しを向けていくのです。その過程で、その人が処女だと言い出したのです。そして、処女を捨てたいのだ、との事でした。
 その後のやり取りは、全然覚えていません。ただ、その人とは写メ交換せずに会いました。写メ交換をしなかった理由は、会って直ぐに分かりました。大して可愛くもなく、スタイルも若干太り気味だったからです。要するに、職場に好きな人がいるのに声を掛けられないのは、見た目に自信がなかったからなのでしょう
 見た目から、「ああ、これと付き合うのはないな」と感じました。元非モテが酷い事を思う様になったもんです。ただ、処女とやるのは初めてなので、それを楽しみにホテルにインしました。

 処女というと、やたら価値がある様に思う人もいますが、江戸時代くらいまでは、どっちかというと年増の方が人気があったそうです。それは直ぐに分かりました。
 というのも、何をどうしていいか分からない相手に、何もかもこっちがリードしなければならないし、しゃぶらせても下手くそだし、なかなか濡れないし、入れようとすると痛がるし、どうにか入れても固いし。ぶっちゃけ、あまり良くありませんでした。正味、一回やったら御馳走様。相手さんも結構痛がっていたから、ご馳走様かと思ったら、お代わりされたのには驚きました。
 結果、ワンナイトどころか、用事が済んだらサッサと帰ったのですが(別れるまでは親切にはした)、あれで見た目が可愛かったら、また別の展開があったかもしれません。その後はどうなったのか、FOしたので分かりません。

 あの人がどうして、好きでもない相手に処女を散らそうと思ったのか、あの手間を考えたら、何となく分かった気がしました。まず、好きな相手にそういう手間を取らせて嫌われたくないという気持ちがあったのでしょう。また、処女でなくなる事で自信を付けたかったのかもしれません。
 よく、「処女である事を気兼ねするな」とか、「処女を嫌がる様な男はやめとけ」とか、綺麗な意見をする人もいますが、当の本人としては、そんな綺麗事、何の価値もなかったのかもしれません。20代後半で処女というのは、それほどハンデが大きいという事なのかもしれません。

 ただ、今だからこそ綺麗事を言いたいと思うのは、やっぱり、相手を好きな気持ちがあるのなら、その人にして貰った方が良かったんじゃないか、という事。あんな手間のかかる事、好きな相手じゃないと、なかなかやろうって気にならないな、というのが率直な感想でしたから、なおそう思います。
 こうした事を考えると、男の非モテも可哀想ですが、女性の非モテも結構可哀想です。非モテな者同士、仲良く出来たら良いんですが

 今回のnoteはここまで。今回はちょっと嫌な内容になってしまいました。いいねもコメントもつかないと思いますが、付けていただくと励みになります。最後まで読んで頂き、有難うございました。


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