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3歳子鉄と江ノ電

息子3歳は江ノ電が大好きで、3ヶ月に一度のペースで訪れています。

鎌倉、長谷寺、江の島エスカーなどのメインどころの観光スポットはだいぶ行ったので、今回は子鉄が盛り上がる「穴場の江ノ電ビュースポット」を中心にお伝えします。


1.峰ヶ原信号場(最寄り駅:鎌倉高校前)

峰ヶ原信号場


基本的に江ノ電は単線です。
なので、駅などですれ違いをしながら運行していますが、この峰ヶ原信号場は線路上ですれ違いをするスポットです。

鎌倉高校前駅で下車し、七里ヶ浜駅方面(海に向かって左)へ進みます。歩いて2分ほどで到着です。
ここは線路が複線になっています。
先に藤沢方面の車両が停止し、そのあと3分もしないうちに鎌倉方面の車両が横に到着します。
一旦両方の車両が停止したあと、藤沢方面の車両から出発し、その後鎌倉方面の車両も出発します。
息子的には、どの車種が横並びになるのかがワクワクポイントのようです。
上の写真は10型と20型のレトロ車両コンビで、息子は飛び跳ねて喜んでいました。

2.極楽寺トンネル(最寄り駅:極楽寺)

極楽寺トンネル

江ノ電で唯一のトンネルが、極楽寺駅近くにあります。
極楽寺駅を降りて鎌倉方面に坂を登ってすぐです。
トンネルから出てくる江ノ電、トンネルに入っていく江ノ電がじっくり見られます。

極楽寺トンネル

こんな感じで線路上の橋から眺めるので、こどもも安全に見られます。
ただし、橋は車も通行する道路なのでうろちょろすると危険です。

極楽寺駅は利用するお客さんが少なく、駅近隣も静かで雰囲気が良いので好きです。
江の島や鎌倉高校前などは観光客でごった返しているので、極楽寺に着いて子ども達も落ち着いた様子でした。お菓子を食べながらトレインウォッチングしていました。


3.龍口寺交差点(最寄り駅:江の島駅)

龍口寺交差点

ここは穴場ではなく、有名なビュースポットかもしれません。
江ノ島駅〜腰越駅間は、路面電車のように道路上を走行します。
この龍口寺交差点はYの字の交差点になっているため、江ノ電が走行するときには車は停止するか、端に避けなければなりません。
そのため、江ノ電は交差点に差し掛かるとプワン!と警笛を鳴らしてゆっくり進入していきます。
見ているこちらは、江ノ電と車が接触しないかヒヤヒヤして見ていますが、車も地元の方なのでスムーズに停止しています。

龍口寺交差点

こちらは江ノ島駅から鎌倉方面へ出発した江ノ電です。
ひょっこり顔を出す感じが可愛いです。

ちなみに我々が見ている場所は、江ノ電最中で有名な扇屋さんの前です。
ガードレールがあるので、こどもも安全に見られます。
息子は扇屋さんで買った江ノ電最中の箱をガードレールで走らせながら、実物の江ノ電を見ていました。


江ノ電に乗りに行くときの注意点

コロナ禍が明けて、円安が続いている影響から、外国人観光客がかなり増えました。
乗客増加の影響なのか、江ノ電では安全運行維持のため2023年3月にダイヤ改正を行い、12分間隔から14分間隔へ変更しています。
2024年3月に実際に乗ってみると、満員電車並みの混雑でした。
土日の日中は特に混雑が激しく、鎌倉駅から乗る際にはホームいっぱいにお客さんが並んでいて、乗るためには1本見送らないといけませんでした。
我が家は3歳息子と1歳息子を連れて行きましたが、ベビーカーに乗せたままの乗車は難しく、ベビーカーを畳んで抱っこして乗りました。
観光客の目的地は、江の島、鎌倉高校前、長谷、鎌倉あたりに集中しているので、それらの駅ではたくさんの人が乗り降りしますが、観光スポットが乏しい駅ではほとんどの人が降りないので、そこから乗車しようとするとかなり厳しいです。
実際に極楽寺駅でトンネルを見てからまた乗車しようとした時には、背中で中の人を押し込みながら乗りました。
人混みではこどもも疲れてしまうので、やはり平日の早い時間帯に行くのが良さそうです。


江ノ電おもちゃの紹介

プラレール江ノ電300形、カプセルプラレール江ノ電1000形

ベーシックな江ノ電のおもちゃですが、2つご紹介します。

左側はプラレール江ノ電300形です。
こちらは2023年に鎌倉市のふるさと納税で購入しました。江ノ電の鉛筆5本とセットになっていたと思います。
通常のプラレールは3両編成が多いですが、江ノ電は実物と同じ2両編成で、車両も通常より短めです。
側面の格子窓が特徴的な300形です。
江ノ電の公式グッズでは他の車種も売られています。

右側はカプセルプラレール1000形です。
こちらはガチャガチャで売っています。
江ノ島駅を出たところにある江ノ電グッズショップの店頭にあるガチャガチャで購入しました。
カプセルプラレールは1つ400円で、車両1両が入っっています。
江ノ電の場合は①先頭車(ゼンマイで走行)、②後尾車+レール(直線or曲線)の2パターンあり、車種は5〜6種類です。
写真の車両は1000形(情報発信デザイン)です。
先頭車と後尾車が揃ったので、連結して走行できます。
カプセルプラレールの江ノ電バージョンは、購入できる場所が意外と多くないので、江ノ電グッズショップ(藤沢駅・江ノ島駅・鎌倉駅)でぜひ買ってみて下さい。
息子はカプセルプラレールを握り締めながら江ノ電ウォッチングをしていましたし、帰宅しても楽しそうに遊んでいます。親としてもコスパが良くて嬉しいおもちゃです。



以上、3歳子鉄との江ノ電スポット巡りの様子をご紹介しました。
江ノ電の魅力は尽きることがなく、何度乗っても良いですね。

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