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【春分】新たなサイクルの始まり 牡羊座シーズン 2024.3.20


桜の開花も間近ですね〜!

昼夜の時間が等しくなる春分…日本では、この前後3日をお彼岸と呼んでいますね。

お墓参りをして故人を偲んだり、小豆を炊いて、おはぎを作って(春は『ぼた餅』秋は『お萩』と呼ぶんでしたっけ?)食したり…伝統や文化を通じて日本人であることを感じる季節です。

私たちは、この三次元世界では個として存在しているけれど、ご先祖様から脈々と繋がる系譜によって生かされている…そして宇宙の一部であるという意識。
全てはつながり合っていて、今こうして自分が存在できている…という畏敬の念が湧いてくるタイミングでもありますね。


ホロスコープの『春分図』はその年を象徴する図で、特に春分から3ヶ月のムードや社会の動向が読み解けると言われてます。

今年の春分はASC(アセンダント)が蟹座。
チャートルーラーは蟹座の支配星である【月】
月が主役と言える一年になりそうですよ。

蟹座は自分の居場所、広い意味では国や国家を表します。

現代占星術では、月は自分の感情や潜在意識、太陽は目的意識や魂を表しますが…

月=国民・大衆・日々の暮らし
太陽=王様・リーダー・権力者

という読み解きもできます。


月の真向かい(緊張の180°)には抗えないパワーを放つ冥王星が鎮座。
その2つの天体を取り持ってくれる(調停)のが太陽。

この広い世界や社会では単なる1ピース…ちっぽけに思える私たち。
しかし、その1ピースである私たちがこの社会や世界を構成している。

私たちは自分の底力を信じて自分自身を大きく変容させることが必要不可欠。
大衆一人一人の意識の高まりと集結した力が、王様(トップやリーダー)を動かしていく原動力になるのかもしれません。

集合的無意識の変容…目には見えない集合的無意識こそが、現実をそして未来を大きく変化させる力になるのでは?と思います。

社会や世界で起きている事象を冷静に捉えながらも、自分の無力感に苛まれることなく、目に見えている現実世界は自分の内側の投影であるという意識を持っていくことが大切なのかもしれませんね。

私たち一人一人の意識の持ち方がとても重要になる一年となるのでしょう。



西洋占星術では、太陽が牡羊座に入った瞬間が新しいサイクルのスタートと考えます。
春分を『宇宙元日』なんて呼んだりしますね。

ここで新しいスタートを切るために、魚座シーズンでは古いサイクルの浄化と癒しが起こっていたとも言えます。
ここまで勢いよく動いていたのに止まってしまった人、心身の不調に悩まされた人は、このタイミングで調律・調整されていたのでしょう。



牡羊座は12星座のトップランナー・生まれたての赤ちゃん。
私たちはここで Re Birth 新たに生まれ変わりを体験をすることでしょう。


《牡羊座のテーマ・キーワード》

【Iam(私は存在する)】

○火の星座・活動宮

☆支配星(守護星)…火星

直観的・純粋・素朴・無邪気・天真爛漫・スピーディー・ストレート・始動・チャレンジ精神・先陣を切る・開拓・創始・パイオニア・負けず嫌い・闘争心・正義感・勇敢・熱しやすく冷めやすい・野生の勘・情熱的・矢面に立つ勇気・エネルギッシュ・生命力


牡羊座は新しい『始まり』のエネルギーに溢れています。

あれこれ思案することなく、内側から湧き上がる魂の欲求に従って直観的に突き進むような…私たちに0から1という立ち上がりのパワーと新天地に飛び立つ勇気を与えてくれるでしょう。

春分を新たなサイクルの起点として、しっかりと未来予想図を描くと良さそうです。
お正月辺りに思い描いたイメージや目標設定にズレが生じていることも。
このタイミングでズレを修正したり、具体的で明確な目標設定をしていきましょう。

世界では様々なことが起きていて『私一人では何も変えられない』と感じることは多いと思いますし、これからもあるでしょう。

それと同時に、社会や世界を構成しているのは私たちというパーツであり、より良く創造していくのも私たち一人一人の意識である…そんな思いに至るのかもしれません。

トップやリーダーに全てを委ねてしまうのではなく、そこに依存し続けて生きるのではなく、一人一人がしっかりと立ち上がるというイメージでしょうか。

自分自身に力と光を取り戻して、潔く自分の魂を生きる!

小さい輝きが周りに波及し影響し合って、やがては世界に広がって大きく循環していく…そんなイメージを持って前進していきたいですね。
素晴らしい未来、パラレルを引き寄せましょう。


◎春分からの牡羊座シーズンは赤色の物を新調したり身につけたり、火を使って調理したスパイシーな料理を食したりすると良さそうですよ!



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