そらの散歩道

児童文学を書く無職、のおじさん。

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プロレス名言活用研究所～ボブ・オートン編

（出典名言） 　「それに耐えるだけの肉体を作るのが、プロレスラーだ」 　この名言は、ビッグＯことボブ・オートンの言葉である。 　力道山が国内で本格的にデビューする前、全米を遠征しプロレスラー修行をしていた頃のことである。強烈な空手チョップに、おののいたレスラーたちが「あのチョップは反則だ」と抗議し、空手チョップ禁止を訴える動きがあった。それに対し、オートンが、 　「あの打撃技にやられたのなら、それに耐えるだけの肉体を作るのが、プロレスラーだ。それを禁止してくれ、と泣きつく

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    • ちょっと怖い？面白い？ある町のブンカザイ担当者のはなし③「発掘とトリカブト」

      中世の山岳寺院跡の発掘調査をした時の話。 ここは標高１３００メートルの山の中であった。 爽やかな秋晴れの空。木々の合間から暖かな日差しが差し込む。 そこかしこで鳥の鳴き声が、やさしく耳をつつく。 時折吹く、しんと透き通った風が心地よい。 それは山の斜面いっぱいに、薄紫色のキレイな花が咲かせていた。 「何の花だろう。キレイですねえ」 と見とれていた僕が言うと、植生に詳しいＨ先生が教えてくれた。 「Ｙ君（僕のこと）、これトリカブトだよ」。 皆さんもご存知であろう。日本の犯罪史の

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      • ちょっと怖い？面白い？ある町のブンカザイ担当者のはなし②『ほしくそ』

        地名と言うのは、よくできていて、先人たちの想いがこもっている。ここに何があったか、どんな人々が暮らしていたか、人間が生きてきた証を残そうとしている。そういえば、この前ポンペイについても書いたが、ここも長年、「町」を意味する地名がついていたそうだ。ゆえにここは、遺跡なのだ、と知られていて、後に発掘が行われ、ポンペイの街並みが現代によみがえったというわけなのである。 ところで、黒曜石には「星糞（ほしくそ）」という異名がある。 長野県には星糞峠という場所があり、この場所は黒曜石の産

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        • ちょっと怖い？面白い？ある町のブンカザイ担当者のはなし➀『１３』

          ○「１３」 僕が働いていた町に、「十三経塚」という地名があった。経塚と言うのは、簡単に言うと経典を埋納した塚で、大抵石碑などが立っている。 しかし、この十三経塚には、他にもいわれ、伝説じみた話があって、その昔キリスト教徒がはりつけにされた場所だと言うのだ。十三という数字が１３人を示す、または不吉な数字だから、と諸説あるようだが、ハッキリと分からない。 この場所の近くには、松原という場所があって、江戸時代、刑場（死刑執行を行う場所）があったそうだ。古老は、「はりつけ松原」等と呼

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        プロレス名言活用研究所～ボブ・オートン編

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          よみがえるプロレス名言活用研究所～天龍源一郎・編

          （出典名言） 　「おまえら、こいつのことプロレス馬鹿って笑うけど、いつかこいつにメシを食わせてもらう時が来るぞ！」（天龍源一郎） 　げんちゃんこと天龍源一郎の言葉である。「こいつ」とは、もちろん、オレンジ・クラッシュ・小橋建太をさす。全日若手時代、練習の虫の小橋をバカにした、中堅レスラーに対して、天龍が放った名言である。さすが親分肌のげんちゃんである。先を見る目があるのも一流の証である。　 　小橋の練習好きは有名で、馬場から川田からＫＥＮＴＡまでもが、その異常なまでの練習

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          よみがえるプロレス名言活用研究所～天龍源一郎・編

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