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女(おみな)あり

女(おみな)あり 二人ゆく 若きはうるわし 老いたるは なおうるわし

松原泰道住職の般若心経入門に紹介された詩。
アメリカ詩人ウォルト・ホイットマンによるものだけど私が印象深いのは、
女を(おみな)と訳しているところ。どなたの訳かはわからない。普通に
(おんな)ではいけないのか?手元の国語辞典には記載がなく、検索して
も、これというものにヒットしない。

この詩で気にするところそこ?

ではないと思う。還暦近くなって、この詩はささる。

"二人ゆく"は実際に道をゆく二人の女性を見てというわけではないのかも。
人生をゆく全ての女性を総称して女(おみな)、若いグループと老いたグループそれぞれ人生をゆく。

"老いたるは なおうるわし"。松原泰道住職は、その"うるわし"を丹精の美と表現しておられる。

男女関係ないんやろな・・どうかなあ、私。

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