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「まねる力」で創造性を高めよう

齋藤孝著『まねる力』の中では、先人を模倣することで創造性を高める秘訣が語られています。まねると言っても、具体的にどうまねることで創造性を高めていけるのでしょうか?

個人的に重要な点が4点あったので、以下にご紹介していきます。

暗記する

暗唱できるということは、その情報が取り出せる状態にある、つまり自身の血肉となっているということです。いくら価値があっても忘れてしまったことは現実世界で活かすことはできませんよね?

受験のせいで暗記は悪というイメージがありますが、物事を完全に理解し、体得するうえでは実は欠かせない要素なのです。記憶力がないという方もご安心ください。こちらのTED動画で記憶力を底上げできますよ。(多分!)

自分に似た人を真似る

いかに憧れが強くても、自分とまったく異なるタイプの人をまねるのは難しいのが現実。背の小さい敏捷さが売りの選手がいくら大谷翔平のまねをしても彼のような体格や資質に恵まれた選手のようになれないのと同様です。

厳しい現実ですが、自分の特徴を踏まえた上でまねる人を決めるのがよいのかもしれません。

人前で披露する

失敗や体験はストレスがかかるものですが、同時に多くのフィードバックをもたらしてくれます。つまり、今の自分に何が足りないのか、それを瞬時にあぶりだすことができるのです。

成長には欠かすことができないので、成長したい人ほど、人前で何かをするリスクを積極的にとったほうがよいでしょう。

師匠を3人持ち、混ぜる

まねするだけでなく自分の個性を磨くなら、まねする人を3人持って、それぞれを混ぜ合わせましょう。オリジナリティーとはまねることから始まり、まねする対象を複数持つことで、他のどこにもない個性が生まれるのです。

以上、スキルや学びを得ようとしている場合にまねることが大事か、考えさせられる本ですので、気になった方はぜひ原著もご覧くださいね。


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