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幻聴

統合失調症の症状は多岐に渡ると思うが、統合失調症を調べた時によく目にするのが、幻聴。

妻にも起こる。しばらく幻聴がないこともあるが、2022年になってからは数日間あった。

僕も寝ぼけている時に、妻が言ってもいないのに言われた気がしたことがある。その時は、寝ぼけていたとはいえ確実に話されたと思った。幻聴が聞こえる人はこんな感じなんだろうかと振り返ると思ったし、これは区別がつかないなとも思った。区別の付け方は、「現状から推測して判断する」だと思った。これはかなり疲れることだなと感じた。

妻の幻聴時の一例

幻聴
幻聴は耳からちゃんと聴こえてくるので、幻聴なのか実際に話しかけられたか区別がつかない時がある。特に僕の声で聞こえる時は尚更。最初は聴こえて来たことに対して返答する。そこで終わる時はまだ恐怖心は少ない。
幻聴に対して話し返し(妻は僕から話しかけられていると思っているので)、僕がどうした?何か聴こえてきた?と話しかけると、「○○って言ったでしょ」「だがら○○だよ」などと言う。僕はそれに対して、「そうやって聴こえて来たんだね、僕そういうの言ってなかったよ」と伝え、妻は「じゃあ誰が言うの」と聞いてくる。それで「幻聴で聴こえて来ているんだよ」と伝える。ここまでくると妻の幻聴に対する恐怖心は、だいぶ高め。
頓服を飲めば良いと思うかも知れないが、このように症状が強く出ていると内服したがらない。理由は飲んでもこうやって聴こえてくるじゃんとか、嫌だとか。それでも、内服することが少し落ち着くと思うよと伝え続け内服をする。それとあとはそばに居て大丈夫だよと抱きしめる。
これに関して言えば、夫婦や恋人、ある程度のパートナーだからできることだと思う。方法はどんなのでも良いが、安心感を与えられたら良いと思う。
うちは、その後で泣いていたら涙を拭いたりしている。それをしないで少し距離を置くような態度でいると、落ち着くまでの時間がかかる。いつもしてくれている事をしてくれないという思いが助長されるようだ。


笑顔がある生活が1日でも多く訪れますように。867


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