ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ プレビューその5

 ラグビーワールドカップ2023 決勝戦 ニュージーランド対南アフリカ 
プレビューその5。両国メンバーが発表になったので少し書きます。

 南アフリカは、リザーブ8人のうちフォワード7人を並べた。
 リザーブを見ると、デオン・フーリー、オクス・ンチェ、トレバー・ニャカネが一列のリザーブ。ンチェが後半のスクラムのカギを握りそう。ロックはジャーン・クラインとRG・スナイマンの2人で、2人とも2M越え。特にスナイマンはでかくインパクト大きい。先発のモスタートが南アフリカには珍しく2M未満。3列はクアッガ・スミスとヤスパー・ヴィーサの2名。終盤南アフリカリードでスミスが出てきたらやっかい。
 一方のバックスのリザーブはルルーのみ。スクラムハーフのリザーブはなし。もしデクラークに何かあったら、コルビがスクラムハーフに入るようだ。また、ルルーはフルバックしかやっているところを見たことがないので、バックスに何かあればルルーをフルバックに入れて、先発フルバックのウィレムスが他のポジションに移ると思われる。バックスのリザーブを1人にするということは、デクラーク、ポラードは替えるつもりはないのだろう。実際、準々決勝も準決勝もハーフバック団が替わってから南アフリカペースになっていた。申し訳ないが、ライナー、リボックには荷が重いような気がする。

 対するニュージーランドは先発メンバーほとんど変わらず。ロックはスコット・バレットが不動でホワイトロックとレタリックが交替で先発している。また準々決勝は規律違反で出場しなかったウイングのテレアも準決勝に続いて先発。リザーブは、バックス陣は不動でフォワードは多少入れ替わりあり。一列はスクラムを意識したメンバーかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?