サッカーワールドカップ グループリーグ突破に関する考察 その1

サッカーワールドカップ、グループリーグ(GL)突破について考察した。

現在の大会フォーマットとなったのは1998年フランス大会から。出場国32カ国を4カ国×8つのグループに分け、上位2か国が決勝トーナメントに進出する方式。

1998年以降の6大会で常に決勝トーナメント(決勝T)に進出している国が2カ国あります。どの国だと思いますか?と質問すると、ブラジルはわかっても、もう1カ国は答えを知らない限りすぐには答えられないことが多い。

答えはメキシコ。

サッカーにおいては大国と呼ばれる国があります。過去、優勝を経験(あるいは複数回の準優勝)を有する次の8か国を言います。

ブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、フランス、イングランド、スペイン、オランダ

この8カ国、ブラジルを除く7カ国が直近6大会で決勝トーナメント(決勝T)に進出できなかったことがあります。

ブラジル 6回とも決勝T進出
ドイツ  決勝T進出5回 2018年大会GL敗退
イタリア 決勝T進出3回 2010・2014年GL敗退、2018年不出場
アルゼンチン 決勝T進出5回 2002年大会GL敗退
フランス 決勝T進出4回 2002・2010年GL敗退
イングランド 決勝T進出5回 2014年GL敗退 
スペイン 決勝T進出4回 1998・2014年GL敗退
オランダ 決勝T進出4回 2002・2018年不出場

オランダ、イタリアを除くと直近6大会すべて出場。イタリアは1回不出場があり、GL敗退も2度。一方、オランダは2回不出場がありますが、4回の出場は4回ともGLを突破している。

つまり直近6大会でGL敗退したことのない国とすると、上記2カ国に加え、オランダが入ってくる。

その2に続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?