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小夜風や五色の糸は川となり

さよかぜやごしきのいとはかわとなり

願の糸(ねがいのいと/ねがひのいと) 初秋
【子季語】 願糸/五色の糸
【解説】七夕竹にかける五色の糸をいう。この糸をかけて、機織の上達を 願ったという。後に機織の上達だけでなく、富や長寿、子宝など色々願い事をするようになった。現在は、短冊に願いごとをしたためる。

『きごさい歳時記』より抜粋
太字は引用者による


国立天文台が旧暦に基づく「伝統的七夕」を提唱していて、今年は本日8月22日です。お住まいの地域で星空、ご覧になれるでしょうか。

きょう22日は、日暮れの頃になると上弦前の月が南西の空に見えてきます。空が暗くなり星が輝き出すと、頭の真上近くに七夕にちなんだ織姫星(こと座の1等星ベガ)と彦星(わし座の1等星アルタイル)を見つけることができます。暗い場所なら、夜が更けて月が沈む頃には、織姫星と彦星の間から南の空へと続く天の川の姿も見えるでしょう。
きょう22日の夜は、日本海側を中心に晴れる所が多く、星空が楽しめるでしょう。ただ、九州南部から関東は雲が広がりやすく、局地的には激しい雨が降りそうです。東京の星空指数は「0」で、星を見つけにくい気象条件になるでしょう。

日本気象協会

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