金曜日の頭痛

平日は、お仕事をしています。
もう娘たちは巣立っているのですが
夫婦ふたり分の家事は、私の役割となっています。

このところ金曜日になると、頭が脈打つように痛くなります。

私は二十代の頃から「片頭痛もち」なので
この痛さはたぶん、いつもの片頭痛だと解るのですが
「平日の仕事終わり」が、こんなにも如実に
私の気分や、体に印を置いて行くのかと・・・少し困り気味です。

如何にも「ハイ！今週も終わりですよ」と云う感じで
肩を叩いてくれたら良いのですが
頭痛は「呆れるほど慣れっこ」な自分としても
嬉しくない「仕事終わりの烙印」です。

確かに私は「家の外に出ること・他の人と接触すること」に対して
必要以上に身構えて、何かから自分を防御し、力を入れ過ぎている
そんな状態であるのは、自覚をしています。

でもそれが伝わってしまうと、空気を緊張させてしまうので
なるべくリラックスした笑顔は必要で・・・。

仕事のパフォーマンスを上げる事と同時に
人間関係を、流れるように安定させる事も、私にとっては大切なことです。

それでも年齢を重ねて行くうちに
「本当に私を知っていてほしい人」や
「自分を削っても尽くしたいこと」の
選び分けが出来るようには、なった気がします。

「万人に好かれ、平和に生きる」ことは無理な事に思えるので
「素直に今を愛すること」に気持ちを置いて
少しずつ、力んだ自分の肩をさすりながら
力を抜いて行こうと思っています。

片頭痛は「緊張から開放された時に、頻繁に発症する」とありますが
教科書通りに、毎週やって来る「金曜日の片頭痛」です。

なんて律儀で、なんて単純な私のマインドなのでしょう。

そしてここまで来てもまだ、体から信号が来るほど
外では何かに緊張している自分が
少し頼りなくて、少し嫌いになりそうです。

たぶんHSPの気質は、大きく影響しているのかと思いますが
最近は、そんな気にし過ぎの気質さえ
自分の個性だと、思えるようになっていたのに
体の反応は正直で
いささか困惑しています。

ですが、ここで終わってしまうと、自己嫌悪になってしまうので
「私のオトクな部分」を少しだけ・・・

気にし過ぎな性格は、確かに細かくて困りますが
「幸せの感じ方」も、とても小さくて、ハードルが低い気がします。
なので、些細な事で「幸せポイント」は、どんどん溜まります。

日常の小さな出来事で「嬉しい！」の花が咲きます。

大きなイベントや、驚くようなシナリオが無くても

小さなガッツポーズや、クスッと笑いで、心はほっこりします。

まるで単純な自分を上塗りしているような「オトク部分」ですが

幸せに対しては「低燃費」が一番と、思い込んでいる日曜日です。

また明日から「新しい1週間」が始まります。
どうぞ皆様も、ご自愛下さい☘

ギャラリーからお借りしたのは
大好きな「hoho」さんの作品です🎐ありがとうございました