見出し画像

[其の二十九①] 出雲



神様お菓子、29品目です。

今回は今書いている[出雲旅]で感じた『出雲』のお菓子を作ってみました。
([出雲旅]の記事は、まだ続きます(笑))




出雲が大好きなので、いつもならワンプレートで終わるところ……2プレート+1品になってしまいました。(愛、増し増しです(笑))



それではお菓子の紹介をさせていただいます。



右上の赤い器から。


一見ぜんざいに見えますが、あんみつです。器の中には甘くないコーヒームースが入ってます。


こんなコーヒームースです。


その上に、手作り粒あんをのせて、赤(ラズベリー果汁)と白(牛乳)のハート型に抜いた寒天と、出雲勾玉型の抹茶団子をのせました。グラスに入っているシロップは、日本酒の『出雲富士』と和三盆を使って作りました。


ラベルがかっこいいのです♡


コーヒームースは出雲の神様たちから感じる『かっこよさ』『香りたつ魅力』などを。
器や寒天の赤は、『かっこよさ』はもちろんのこと、『情熱』や『想いの熱さ』『あたたかさ』を。
粒あんは『自然の力強さ』や『生命力』『土地のエネルギー』を。
出雲勾玉は『自然』『生命力』を。
寒天のハートの形は『想い』『心』などを、
それぞれ表してみました。




次は白いプレートです。

2つのお菓子がのっている葉っぱは『ゆずり葉』です。「家が代々続くという縁起のよい樹」として知られていますが、出雲の神様は大家族なので『代々続く家族』『仲良し』『あったかさ』を表したくて、ゆずり葉を使ってます。



(白いプレートの中の右上)
そば粉と米粉で作ったケーキです。(そば粉は島根県産です。)


ケーキは焼き型に生地を流し込んだあとに、蒸しあずきをのせて焼いてます。
トッピングは島根で買った柿、いちじく、トマト、梨のドライフルーツをトッピングしてます。

そば粉のケーキは、『かっこよさ』『力強さ』『安定感』『揺るぎない絆』『どっしり感』を。
色々なドライフルーツのトッピングは、『色々な神様』『家族』を。
ケーキは『かっこよさ』もありますが、『きちっとした感じ』を出したかったので四角に切ってみました。




(白いプレートの中の下)
白あんのようかんの上に、牛乳寒天、バタフライピーの寒天を重ねて固めました。

出雲旅では出雲大社は行ってませんが、『稲佐の浜』をお菓子にしてみました。

白あんのようかんのところが『砂浜』で、牛乳寒天が『白波』、バタフライピーの寒天は広々とした『海』です。銀箔を少しおいて、海の上にも『白波』を表現してみました。
(稲佐の浜、とても気持ちよくて好きです♡)




(白いプレートの左上)
こちらは『美保神社』さんの雰囲気をお菓子にしてみました。
美保神社さんのお菓子はまだあと2品ほどメモしていたのですが……想いのまま作ると3プレートになってしまいそうだったので、今回は作りませんでした。いつか作ってみようと思います♪


今回は美保神社さんに行かせていただいた時に印象深く残った『竹の香り』と『風』をお菓子で表してみました。

四角いガラスの容器のまわりに薄く切った茹でたたけのこを張りつけ、ゼリー(アガー)液を流し込んで固めました。
上にのっている白いものは、米粉で生地を作って、伸ばして、少し乾かして。こめ油で揚げたおせんべいのようなものです。

たけのこは『竹の香り』『清々しさ』を。
たけのこを互い違いに並べたのは、少しでも『風』の動きを出せたらいいな、と感じてやってみました。
透明なゼリーは『清々しさ』『透明な空気』を。
上の白いおせんべいは『神社の紙垂が風で揺れる様』や『神社で吹いていた風』を。
(おせんべい、写真では見えにくくて、ごめんなさい。)
それぞれ表してみました。


[其の二十九②]へ続きます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?