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働く男、働かない男、できる男、できない男

 かつて「渡り陶工」と呼ばれる陶工たちがいた
 彼らは焼き物の産地で修行し、渡りをくり返す
 ことで技術を磨き新しい技法を生み出したのだ
 彼らは時代に革新をもたらしたのである…

そんな渡り陶工へのリスペクトからスキマバイトで渡りをくり返す中年女子のバイトエッセイです

渡りのバイター#27
どのタイプが成功するのか

男とか女とかいう時代じゃないんですよね。わかってるんです。でも私にとっての異性という性差としての男です。おばさんの私見です。戯言と心を広めでお読み頂けると幸いです。

仕事でみる男の4タイプ
①働く男×できる男=最強
②働く男×できない男=残念
③働かない男×できる男=天才
④働かない男×できない男=ポンコツ

私の妄想の国ではこんな式が作れるとします。
しかし答えはライフステージ毎に正解が違ってきそうに思います。

たとえば40歳男性でしたら
①働く×できる=凡人
みたいな評価になるのです。
できて当たり前ですよ、みたいな。厳しめ。

しかし、若ければ
④働かない×できない=夢追い人
のような式になって、ついつい推してしまったり
イケメンなら尚の事で=ヒモ
なんて回答も◯になるでしょう。

②働く×できない
なんて圧倒的に若年層には有利に効きます。
経験積んだらできるようになるよ的。
おじさんには残酷な現実があるでしょう。

③働かない×できる
この人たちが癖ものなのです。
これは科学者ならノーベル賞ですし、
カリスマ経営者はきっとここに位置する人でしょう。

しかし、
働かない×できる=サボるのが上手
みたいな人が若い男の子がいる事にスキマバイトで気づかされました!
彼ら(バイトの主に大学生)は物凄く上手にBBAを使い、自らの手を汚しません。
手伝ってあげていたのに、何なら途中から俺の仕事じゃねぇ。くらい。全くやらなくなります。
これがイケメンだったり可愛気があればいいですが、レギュラーでバイトしてるから俺の方がポジション上。感がありありと出ています。

実際このスキマバイトで大学生男子とお仕事ご一緒しましたがイケメンは1割以下でしたが、
真のイケメンは性格がいいのです。
「あ、今手抜いた?笑」「バレました、めっちゃ眠いんすよ笑」ムラっ気はありますが、ちゃんと丁寧にします。そして感じの良さ。顔がいいと性格も真っ直ぐです。
あと、5割は真面目そうなコツコツ普通男子。
今は不器用かもしれませんが安定感◎です。

…残りの4割がすごく上手く、手を抜いてくる輩。
何故か、みんな社員や店長と仲が良く、何なら横で私がめっちゃ働いているのに2人で楽しそうに話してます。
顔は中途半端なのに頑張ってイケメン面している気がするのは、私の偏見です。
手が止まってますよー。それ片付けるの君の仕事やよー。おーい。

聞こえてくる会話はめっちゃ店長をヨイショしていたり、逆に学校どう?みたいな。
たわいのない会話です。
ま、いいんですよ。辞められたら困るのでしょうし
そんな感じで店長さんたちが息を抜くのはいいんです。

会社で通用するのかな?

ただ、おばさんは思うのです。
こういう子がすぐ転職するんやろうな…って
おばさんも大手のメーカーで15年以上会社員でしたから。有名大学から毎年何十人と新入社員を見てきたんです。

会社では優しかったバイトの店長みたいな、甘やかしてくれる上司も先輩もいない。
嫌な仕事をおばさんに押し付けたら、陰口叩かれて仕事できないレッテル貼られる。

「同期のイケメンはどうせ顔で仕事取れてるだけやろ。あの地味同期、あんな地味な仕事よー黙ってやってられんな。あ、地味やしできるんか。
俺は無理、全然無理、あんなん俺の仕事じゃないし
俺にはもっと実力あるから、こんな会社合わんわ。
はよ辞めよ。どうせ売り手市場や。すぐもっといい仕事あるやろ。」

転職先にいい人生がありますように。
してないか、まだ就職もしてないか。笑

妄想です。
ちょっとムカついたんで。笑

天才を求められる職場は少ないよ

と、思うのです。バイトは気楽ですよ。
だから息抜きに副業でスキマバイトしてます!

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