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日本の当たり前は世界の当たり前ではない シニア留学おばちゃんセブに行く その2

日本を離れると日本がよく見えて来る。
しかしそのあまりにも正確さを完璧さを目指す日本の社会に、ときに身動きが取れず、疲れ果ててしまうこともあるだろう。

不便さの中の楽しさがある。
のんびりさの中の余裕がある。
てきとうさの中の気楽さがある。

様々なことに恵まれ日本に暮らす私達。
私達の当たり前は、決して世界の当たり前ではない。

水道の水が当たり前に飲めること。
熱いお湯のシャワーが当たり前に出ること。
ホテルの部屋の掃除が当たり前に行き届いていること。
トイレットペーパーを当たり前に流せること。
パブリックのトイレで当たり前に座れること。
ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てるのが当たり前なこと。
電車やバスが時刻通り当たり前に来ること。
よそ見をしていても、へこみや水たまりにはまることのない当たり前の道なこと。
当たり前に安心して道を横断出来ること。
スーパーのレジで椅子に座って待たなくても、スムーズに当たり前にお会計が出来ること。
お菓子の袋は当たり前に開けやすくなっていること。
夜は静かに当たり前に眠れること。

フィリピンで人気のファストフード、ジョリービーJollibeeに行ってみた。
マクドナルドがトップになれない国がフィリピンなのだそう。
メニューはマクドナルドとケンタッキーが一緒になった感じで、お手軽。
おすすめのスパイシーチキンをオーダーするも、なかなか出てこない。
そこはのんびりと地元若者と一緒に待つとする。
やっと呼ばれてビックリ。ご飯が付いている。
どうやら全てのメニューにご飯が付いているようだ。
日本の唐揚げ弁当と思えば納得でもあるのだが。
そのお味、衣はクリスピーで中はしっとりなかなか美味しい。
フィリピン人に「日本のマクドナルドやケンタッキーにはご飯はないの?」とビックリされる。
フィリピンの人達は、ご飯と一緒に食べるのが当たり前のようだ。

スパイシーチキンとご飯
ドリンクが付いて280円くらい



そういうことだと思う。
自分が当たり前と思っていることは、実は当たり前ではないと言うこと。
お互いの国の文化を人を習慣を、尊重する気持ちはどんな時でも大切なのだと思う。


かわいいクッキーを見つけたよ
ウサギさんがいっぱい

お茶にしましょう
どこにいても幸せになれる
お茶の時間
たとえ言葉が通じなくても
気持ちは同じ

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