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JR東海、連結純利益が3300億円の見通し‼️

JR東海は30日、2024年3月期の連結純利益が前期比50%増の3300億円になる見通しだと発表した。従来予想から220億円上方修正したとのこと。

要約文

この記事は、JR東海が2024年3月期の連結純利益を前期比50%増の3300億円に上方修正したことを報告しています。これは、新型コロナウイルスの影響が落ち着いたことにより、東海道新幹線の利用が期初の想定を上回った結果です。売上高と営業利益もそれぞれ18%増と42%増に上方修正されています。特に、運輸収入は23年10月から12月期にコロナ前の98%まで回復し、23年4月から12月期の連結売上高は25%増、純利益は76%増でした。新幹線ネット予約の割引率縮小や訪日客の回復も収益向上に貢献しており、駅の売店や百貨店、不動産業も好調です。これらのセグメントは第3四半期に過去最高の営業利益を記録しました。

Express予約の値上げ

JR東海の新幹線ネット予約サービス「エクスプレス予約」の割引率は、2023年9月30日から変更されました。この変更により、普通車指定席およびグリーン車の割引が縮小され、シーズン別(通常期・閑散期・繁忙期・最繁忙期)の料金が設定されるようになりました。例えば、東京⇔名古屋間の「のぞみ」普通車指定席の料金は、通常期で現行の10,310円から改定後10,880円へと変更されました。これは、サービスの向上と一層の充実を図るための措置として行われたものです

不動産事業

JR東海の不動産事業は、様々な商業施設やオフィスビルの運営を通じて、都市開発に重要な役割を果たしています。主な事例としては、以下のようなプロジェクトがあります。

1. **新横浜中央ビル**:新横浜駅直上に位置するこの複合施設は、商業施設「キュービックプラザ新横浜」、ホテル「アソシア新横浜」、オフィススペースなどで構成されています。家電量販店やアパレルショップなど多様な店舗があり、多くの客層に対応しています。

2. **静岡駅のパルシェ**:駅ビル「パルシェ」食彩館のリニューアルを行い、本館と合わせてグランドオープンしました。また、「アスティ静岡」という商業施設も運営しており、多様なニーズに応える取り組みが行われています。

3. **豊橋駅ビル「カルミア」**:駅ビル開業50周年を記念して食料品フロアとレストランフロアを中心にリニューアルを行いました。新しいイメージを醸成し、街の玄関口としての役割を果たしています。

4. **名古屋駅の商業施設**:名古屋駅では、レストランゾーン「名古屋うまいもん通り」の拡大や、人気店やご当地ラーメンを集めた「名古屋・驛麺通り」の全面リニューアルなど、商業施設の充実に取り組んでいます。

5. **京都駅のアスティ京都**:レストランゾーン「京都おもてなし小路」を運営し、京都らしい店舗を集結させています。新幹線改札内では京銘菓などのお土産も充実しています。

これらのプロジェクトは、JR東海の不動産事業の多様性と地域社会への影響の大きさを示しています。

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