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吉野家の牛丼

吉野家ホールディングスの2023年3月から11月の決算報告について日経から出ていたので取り上げる。また会計に関する知識が不足していたせいか、文章が一部理解できない箇所があったが、クリアになったので説明する。

要約文

吉野家ホールディングスの2023年3〜11月期連結決算では、営業利益が前年同期比3倍の61億円となり、売上高も11%増の1388億円に達しました。この結果は、新型コロナウイルスの影響緩和や牛丼の値上げ、うどんチェーンや海外事業の回復によるものです。

牛丼チェーンの吉野家は22年と23年に値上げを行い、消費者からの支持を得ています。海外事業では特に中国・上海のロックダウンの影響がなくなり、大幅な利益増を記録しました。しかし、純利益は25%減の43億円となりました。

2024年2月期の業績予想は売上高1810億円、営業利益68億円とされています。


会計年度について

「2024年2月期の業績予想」と言う言葉をみたとき、恥ずかしながらいつからいつの決算かピンと来なかった。調べたところ吉野家ホールディングスの場合、2024年2月期の業績予想は、2023年3月から2024年2月までの1年間の業績に関する予測であることが分かった。

多くの日本企業では、会計年度が4月から翌年の3月までの期間とされることが一般的だが、吉野家ホールディングスのように会計年度を異なる期間で設定している企業もあるとのことだ。今回の場合、会計年度が3月から翌年2月までとなっている。

吉野家ホールディングスの主力事業

吉野家ホールディングスの主力事業は、牛丼チェーン「吉野家」です。吉野家は日本国内外に多数の店舗を展開しており、牛丼を中心としたメニューで広く知られています。また、吉野家ホールディングスは他の飲食ブランドも運営しており、例えばうどんチェーンの「はなまるうどん」もその一つですが、主力事業としては「吉野家」の牛丼チェーンが最も重要とされています。

感想

会計年度について理解を深めることができました。経済記事を読む際にはこのような知識が必要ですので、これからも少しずつ学んでいきたいと思います。また、吉野家ホールディングスが「はなまるうどん」も運営していることに驚きました。これは、同じファストフード業態でありながら、牛丼に飽きた顧客を取り込むための戦略なのかもしれません。ただ、私が知らないだけかもしれませんが、吉野家とはなまるうどんが共同でポイント共有などの相乗効果を生む施策をあまり行っていないように感じます。また、世間ではこれらが同じ会社であることがあまり知られていないのではないでしょうか。

個人的にはたまに吉野家を利用しているので、健全な値上げには賛成です。ただ、多種多様なメニューについては疑問を感じます。個人的には、吉野家が牛丼のみに特化してほしいと思います。牛丼は吉野家の最大の強みであり、牛丼業界においても最もブランド認知度が高いと思われます。そのため、多様なメニューへのシフトは少し残念です。

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