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インド総選挙、首都決戦!

5年に1度の総選挙が続くインドで25日、デリー首都圏の選挙区で投票が実施された。首都圏政府トップのケジリワル氏は、モディ首相を「独裁者」と批判してきた政敵だ。与党・インド人民党(BJP)とケジリワル氏率いる野党・庶民党(AAP)の首都決戦の行方が注目されているとのこと。

要約文

インドの総選挙が進行中で、デリー首都圏での投票が行われた。モディ首相と対立するケジリワル氏が注目されている。ケジリワル氏は汚職容疑で逮捕されたが、最高裁の決定で選挙活動が認められた。首都圏の7議席を巡り、与党BJPとケジリワル氏率いるAAPが争っている。AAPは野党連合の一部であり、BJPから議席を奪取しようとしているが、選挙協力が難航している。モディ政権の強権的な統治に対する反発も強まっている。

4月19日からインド総選挙

インドの総選挙が4月19日から始まり、モディ首相が3期目を目指しています。モディ氏率いる与党BJPはヒンズー教徒からの強い支持を受けて優勢です。選挙公約には高速鉄道網の拡張や電気料金無料化などが含まれていますが、強権的な政治手法やヒンズー至上主義への懸念もあります。野党連合INDIAはまとまりを欠き、BJPに対抗するのは難しい状況です。経済成長は好調ですが、民主主義の後退や社会の分断が懸念されています。

議席予測

インドの総選挙では、545議席のうち543議席が小選挙区から選出され、残りの2議席は大統領が指名します。今回の選挙では、BJPが342議席を獲得し、与党連合としては399議席を得ると予測されています。野党の国民会議派は38議席程度にとどまる見込みです。BJPはヒンズー教徒からの支持を強みに、多くの議席を確保する見込みですが、野党連合INDIAは結束が弱く、BJPに対抗するのが難しい状況です。

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