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混ぜすぎたら膨らまないは嘘??これだけは絶対に知っててほしい混ぜることの重要性。

ケーキ作りをしていておそらくよく聞くのは、混ぜすぎちゃダメってこと。


色々な方とケーキを作ってきて、私もレッスンの中ではよく混ぜすぎないでね!!って伝えてきました。


でも、あくまでそれはやっぱり作り手によって混ぜ方も混ぜる時の力の強さも違う。
混ぜ足りなければもう少し混ぜればいいけれど、混ぜすぎて後戻りできない状態になるのを避けるために混ぜすぎないでねって伝えていたなぁと思うんです。

でも、「混ぜすぎない」ってことにフォーカスしすぎていると

どこまで混ぜたらいいのか?っていうことが分からず、なんだか上手くいかないってなっている方が多いのかなーと感じていました。


なので、ここでは生地を混ぜることの意味とその重要性について書いていきたいと思います。


そもそも混ぜるとは?言葉の意味から見ていきましょう(笑)

混ぜる •••   あるものの中に別のものを加えて一つにする。また、数種のものを一緒にする。混合する。「ウイスキーに水を―・ぜる」「白と黒を―・ぜてグレーにする」

goo辞書


あるものの中に別のものを加えて一つにする。


まさにこれなんです!!!!!!!!


【あるものの中に別のものを加えて一つにする!!!!!!】


大事なのでもう一度言いました(笑)


つまり混ぜることの最終的なゴールは「一つにする」ってことなんですよね。


それはスポンジに限らずクッキー生地もパウンドケーキの生地もホットケーキの生地でも一緒。


つまり、材料たちが一緒になって一体感が出るところまで混ぜるという事が必要なのです。


卵、砂糖、粉、バター、牛乳が全て一体になった状態


この見極めはとっても難しいのですが、生地にダマ感がなく均一で、生地の表面に艶が出るまでが目安です。


必要以上に混ぜすぎちゃダメ!を意識してしまうと、
先日のこちらの記事で書いたように、焼き上がった後に萎んでしまいやすい生地になります。


なので、生地を作る時は、材料を生地に入れる度に、その中に馴染むように馴染むようにと意識してみると良いかもしれません笑


そんな感覚的なことを言われても!!!

というお声が聞こえてきそうなので(笑)

あくまで目安にはなりますが、卵と砂糖を合わせて泡立てた後は以下を目安に混ぜてみて下さい。

粉を振るい入れてから20回ほど

その後溶かしたバターと牛乳を入れたら、バターの黄色い筋が表面に出てこなくなるまで。

その後更に20回から30回


意外とめっちゃ混ぜる、、、と思いましたか?


しっかりと卵を泡立てていれば、多少混ぜても泡が潰れすぎることはありません。
なので、しっかりと泡立てて、しっかりと混ぜる。

そうすることで材料同士が均一に混ざり合い、安定した生地に仕上がってくれるのです。


【 しっかりと泡立ててしっかりと混ぜる 】


是非これを意識してみて下さいね!



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