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【World Music Explore】アマドゥ・エ・マリアムとマリ

上:Amadou & Mariam Jérôme from Rouen, FRANCE Wikipedia英語版より

 アフリカ音楽を語る上で、個人的に、どうしても外せないミュージシャンがいる。

 マリ共和国のアマドゥ・エ・マリアム(Amadou & Mariam)という盲目のデュオである。

 現在の活動拠点はパリだ。

 ワールドミュージックのファンの間ではスーパースターだが、インターネットなどではあまり見かけない。

 マリという国は多民族国家で、音楽もさまざまである。

 もともと文字を持たなかった彼らの音楽は、彼らの文化を語り継ぐものでもあった。

 特に聴くための静かな曲が多い。

 現代のマリは、60年台以降の西洋のポップスやヒップホップなどの影響が多く見られる。

 一方、ジャンベやコラというマリの民族楽器も世界的に有名である。

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左:ジャンベ 右:コラ(Wikipediaより)

 コラは、70年代以降、伴奏するための楽器から、メインを張る楽器にまで変化をし続けている。

 マリには70年代から80年代にかけて、マリの音楽を代表するサリフ・ケイタという素晴らしいミュージシャンがいる。

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サリフ・ケイタ ProtoplasmaKid / Wikimedia Commons / CC-BY-SA 4.0

文・DJ 藤井悟

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