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Bリーグにおける残留するための最低勝利数について考える

コロナの影響だったり、26年から始まる新B1構想のお陰でなりを潜めていたBリーグの降格制度
それが今季から復活することになりました。


Bリーグが来季以降の昇降格について発表…
2021-22終了後は2クラブ自動昇格、
2022-23終了後は2クラブ自動昇降格
メディアブリーフィングでは来シーズン以降の昇降格について明らかにし、

2021-22シーズン終了後はB1・B2間、B2・B3間ともに2クラブの自動昇格のみで降格なし、

2022-23シーズン終了後は2クラブが自動昇降格すると発表した。
Bリーグ、2023-24シーズン終了後の昇降格について決定…
来シーズンと同様の方式
2022-23シーズン終了後、B1とB2の入れ替わりは2クラブが自動昇降格。
B1についてはリーグ戦下位2クラブ(ワイルドカード)、
B2についてはB1ライセンスかつ年間最終順位上位2クラブがそれぞれ対象となる。
Bリーグ2022-23シーズンは残留プレーオフを開催せず…
島田チェアマンが明言
Bリーグの島田慎二チェアマンが7日、2022-23シーズン開幕カード発表後記者会見に応じ、
同シーズンは残留プレーオフを開催しないことを明言した。

今季は残留プレーオフ等は行わず、全地区全クラブ合わせて勝率が低い2チームが自動降格となります

B1に在籍するクラブ数も18→20→22→24と増え続け、下位に沈んだクラブの勝率はどうなったのか。
過去の順位からボトム5の結果持ってきたので推察していきます


ボトム5のまとめ


16-17シーズン(初年度)のボトム5(18クラブ)

         勝 負 勝率
滋賀 21 39 .350
富山 18 42 .300
秋田 18 42 .300
横浜 16 44 .267
仙台 14 46 .233

平均勝利数 17.4
中央値 18

17-18シーズンのボトム5(18クラブ)

滋賀 24 36 .400
富山 24 36 .400
横浜 18 42 .300
西宮 12 48 .200
島根 11 49 .183

平均勝利数 17.8
中央値 18

18-19シーズンのボトム5(18クラブ)

滋賀 18 42 .300
秋田 17 43 .283 
横浜 14 46 .233
福岡 12 48 .200※
北海 10 50 .167

平均勝利数 14.7
中央値 14

※実際の福岡の勝ち数は12だが、財政難のため公式試合安定開催融資制度を受けており勝ち数が5減らされている。
そのため、公式では勝ち数は7となっている


19-20シーズン
コロナの影響によりシーズン打ち切り

20-21シーズンのボトム5(20クラブ)降格なし

横浜 19 40 .322
新潟 16 38 .296
北海 14 45 .237
三遠 12 47 .203
広島  9  46 .164

平均勝利数 14
中央値 14

21-22シーズンのボトム5(22クラブ)降格なし

茨城 16 38 .296 
京都 14 43 .246
滋賀 14 43 .246
三遠 10 48 .172
新潟  7  45 .135

平均勝利数 12.2
中央値 14

22-23シーズンは24クラブ

まとめ


18-19以降は、21-22は平均勝利数のボーダーは約2勝下がるも中央値は横ばいとなりました。

ジャイアントキリングが起きにくいバスケットボールでクラブ数が増えると言うことは、上位クラブや補強に成功したクラブは勝ち星を多く積上げることになります。
そして、今年からは自動降格があるので、昇格組や沈んでるクラブもここだけは絶対に負けてられないと躍起になるでしょう。

残留・降格プレーオフも、おそらく入れ替え戦も発生しないので、1試合1試合が大事になります。

残留目指すなら最低でも15勝
安全圏を確保するなら20勝を目標にしたいところです。

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