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noteでリアルイベントを催す勇気



関西オフ会が9月17日(土)にあり、プラーナさんが企画している。

https://note.mu/pullerna/n/n96454a90f6c2



四回目のオフ会、いつも楽しそうな様子なレポートがあげられていて、参加したいなあと思っていた。行くなら泊まりになるから、旅行を兼ねてと考えつつ、とにかく関西在住のnoteの方々にお会いしたくて、オフ会にいらっしゃらない方のご自宅近くまで行きたいと思っていた。だが、都合がつけられず難しい……。もっと大阪に早く行ける方法はないものだろうか……。それはそれとして。

リアルイベントを興すということがどんなに勇気がいることか。

note上で親しい人と意気投合した流れでオフ会を開くというのは、多くの人に経験があるだろう。そうではなく、不特定多数のフォローフォロワーに関係なく人を集めるということをするのは、実はかなり勇気がいる。

なぜなら、noteには全国に居住している人がいて、その地域以外の人には関係ないことで、行きたくても行けないというストレスを与えてしまうからだ。

それを感じるから、企画をしたくともそんな勇気は出せない。企画をするのであれば、みんなと万遍なくできるものにした方がいい。

そういうものは空気で伝わってくるから、主催する者は真綿で首を絞めつけられるような苦しさを感じる。

それでも企画を行うのはいったいなぜなのか。

プラーナさんに直接聞いたわけではないが、おそらく答えはこれであろう。

「人を繋ぎたいから」

noteと併用でSkypeなどで繋がっている人たちは別として、noteのみのやり取りで親しくしている場合、PCやスマホを介しての付き合いで、その距離感というのはかなり遠いものである。

同じ時間を過ごすのではなく、同じ場所にいるのではなく、アクセスしているタイミングはそれぞれである。

実際会うとなると、時間と場所と空気を共有することになる。

時間を共有するということは、生きている時間を共に分け与えるということである。

そこで生まれたものを知っていて、それを広めたい…。

おそらく、ひとつでも多くの出会いの機会を…、そんな思いがあるからこそ、企画をするのであろう。
だが、実際に会うには、場所とお金が絡んできて、当然多くの制約を受ける。
損得を考えるのならば、損のみである。妬みは買うし、攻撃も受ける。
人気を博すようなことは全くなく、むしろ嫌われるのがオチである。

それでもやる。

その思いの根源は、noteが好きだから、だろう。

真綿で締めつけられる苦しさを、まあ、仕方ないか、と笑って過ごせるほどに。




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