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【20坪の平屋に四人家族】住んでみて分かった、コンパクトな平屋の魅力

2017年に建てた我が家。
建坪20坪と非常にコンパクトな平屋は、一般的な“平屋”のイメージとはかけ離れているのかもしれません。
夫婦の願いが叶った平屋の住まいは、小さくても快適。
「予算はないけれど、どうしても平屋がいい!」
同じ思いを抱いている方へ、住んでみて分かった平屋の魅力を紹介します。
身の丈に合った住まいを建てることで、大きな家では得られない豊かさを感じることができますよ。

20坪に四人家族って住めるの?

最初の間取り提案された図面を、実母に見せたときの一言です。
結論から言うと、もちろん住めます!
ですが、小さいからこそ工夫が必要な箇所は様々あるのは事実。
それがクリアになれば、小さくても快適に過ごすことが可能です。

我が家の間取りと、家族構成について

書斎コーナーは、今はリフォームをしてファミリーロッカーになっています。

複雑なところが一切ない、シンプルすぎる間取りです。
ここに夫婦と、小学生(4年・2年)男児二人の四人家族で住んでいます。

小さな平屋の魅力とは

最初から小さな平屋がいいと思っていたわけではありません。
サザエさんの平屋に憧れていた夫婦ふたり。
予算がない故に小さく小さく・・・
それでも住んでいるうちに気づいた快適さや、小さな幸せ。
その魅力を紹介します。

意外とプライバシーは確保できる

平屋のデメリットとしてよく言われるのが「プライバシーの確保がしづらい」という点。
更にこの間取りだと、プライバシースペースなんてないのでは?と感じてしまいますよね。
不思議なもので私たち家族は、個の空間をそれぞれで作り出しています。
子ども達は、寝室にたてかけているマットレスの間に身を寄せてゲームをしたり、読書をしています。
また、ファミリーロッカーにはレースカーテンを設置しているので、ロッカー内にちょこんと座っている姿も、よくみます。
狭いところが好きなのか、自分たちの部屋はあまり使わず、それぞれにお気に入りのプライベート空間を作り、そこで楽しんでいるようです。
私はリビングにあるカウンターテーブルを占領し、日々の執筆や子どもたちのお便りに目を通す場として使っています。

モノが増えない

増えないというよりは“増やせない”という表現のほうが、正しいのかもしれません。
元々ズボラで、モノを増やし続けてしまうタイプの私。
引っ越し当初は、あれもこれもとテンションが上がって様々なモノを増やし続けました。
結果、置き場所はなく床に置いたり、とりあえずの引き出しにパンパンに詰め込んでみたり・・・。
そこからモノを減らすことを覚え、今では“一つ買ったら一つ捨てる”を実践しています。
“収納スペースのモノは8割まで”を心がけていると、すっきりした印象で、狭さも感じづらくなるものです。

掃除が楽

我が家は、一か所のコンセントを使うだけで掃除機での掃除が終了します。
各部屋のコンセントに指しながら掃除機をかけるのって、面倒ですよね。
日々の掃除に労力を使わずに済むのは、特に働くお母さんにとってはとても重要なポイント。
平屋は、階段掃除や二階に掃除機を運ぶ手間もないので、掃除がとても楽です。

一生の住まいとして暮らすことができる

階段や段差がないため、将来的にもそのままバリアフリー住宅として住み続けることができます。
近年は“減築”も一般的にはなってきているものの、費用や建てる時期によっては、なかなか踏み切れないもの。
全体をコンパクトにすることにより、空き部屋が出ることもなく、夫婦で家全体をフル活用しながらの暮らしが叶います。

家が小さくても、大きく暮らすことができる

建坪20坪の平屋に住んでいる私が感じた、小さい家の魅力を紹介しました。
月々のローンは、なんと地方で一人暮らしをするくらいで済んでいます。
これは私が、仙台市中心で一人暮らしをしていた頃の家賃と、同じくらい。
その分、家族で旅行に行ったり美味しいものを食べに行ったりと、小さな贅沢ができる。
私はこの暮らし方が大好きです。
小さな家に大きく住む暮らし方、家づくりをお考えの方はぜひ、参考にしてくださいね。

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