LiuK

台湾・台北市在住。最近、Arduino UNO R3とRaspberry Pi 4 を…

LiuK

台湾・台北市在住。最近、Arduino UNO R3とRaspberry Pi 4 をいじり始めたので、それらの備忘録的にnote を使わせてもらおうかと思っています。

マガジン

  • 日台重籍問題関連

    日本の国籍法における台湾の扱いについての情報整理

  • Python・Git関連

    Python・Git関係の備忘録

  • 電子ピアノ関係

  • Delphi関係

  • Arduino関係

    Arduino、電子工作関連の自分の記事。

最近の記事

ブラックライトを買ってみた

ブラックライトをあてると台湾パスポートが綺麗だ、と言うハムちょーさんのXポスト を見て、自分でもブラックライト衝動買いしました。 折角なのでハムちょーさんが映していないページ。24,25ページ、高雄港の風景を。 何の変哲もない(?)高雄港の風景ですが・・ブラックライトをあてると 花火が上がっています!!

    • 「国籍法規定の系譜」の表を更新

       これまでも取り上げてきた「国籍法規定の系譜」の表を更新しました。  旧20条の「外国籍志望取得による日本国籍喪失規定」は、旧26条の「志望取得した外国籍を放棄せずに日本国籍を回復できる規定」と「セット」で把握されるべきもの。旧法を論じるときこの条文(旧26条)を無視することはできないはずだからです。  故・瀧本哲史さんの言葉に《詐欺師が嘘をつくときは、事実でないことを言うとすぐばれるので、「都合の悪い事実を言わず、都合の良い事実の部分的拡大」を行う。だから、詐欺師の主張だ

      • 台北のスマートパーキング

         最近、台北で運転する機会ができたので、一時駐車場の事情についても調べています。デパートや、ショッピングセンターの駐車場は日本と比べてやたらに狭いのですよ。皆さん、よくぶつけずに入庫できるものだと思います。(と思ったら駐車場のカーブにはこすった後がいくつもついていたりします(笑))  ほかにも、道路上ではスマートパーキングの枠を見かけます。  この表示によると、平日9時から17時は1時間30NTD、土曜日は9時から17時は1時間40NTDとのこと。  ざっと見渡しても、周

        • コーヒー飲み比べ(6)

          前回の 以来、だいぶコーヒー豆を消費してきたので、また、新しい製品を買ってみました。 UCCの冠軍監修(チャンピオンコーヒーブレンド)醇厚香韻(225gで199NTD)。 豆はこんな感じ。  挽いてみると、なんと表現したらいいのかわからないのですが、これまでと明らかに違うお上品な?芳香が漂ってきて、面白いなと感じました。  ただ、私の抽出が下手なのか、カップにコーヒーとして抽出してしまうと、その芳香があまり感じられなくなってしまう。  何だろうな、コロナに掛かってから嗅

        ブラックライトを買ってみた

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        • 日台重籍問題関連
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        記事

          台北の公衆電話

          台北の街角の公衆電話。  今どき、みんなスマホ持っているから、公衆電話なんてほとんど見かけないのです。めずらしいのです。  いろいろな「交通系ICカード」がそのまま使えるようになっていることに驚かされました。  日本でたとえれば、SUICA やPASMOで、そのまま電話がかけられるようなものです。

          台北の公衆電話

          国籍法の「改善」と抱き合わせ「改悪」

           明治以来の国籍法制度の変遷を見ていたら、目玉となるような制度の大きな「改善」の裏には、問題ある「改悪」が抱き合わせで仕込まれていることに気付かされました。(「改善」だけにしてくれればいいのに……) 昭和25年国籍法改善  昭和25年、日本国憲法のもとで改正された国籍法では、日本国憲法22条にうたわれた「国籍離脱の自由」を条文(10条1項)に反映させました。  それまでは、特定条件の一部の重国籍者に限られていた国籍離脱手続きの対象を、重国籍者一般に拡大し、条件制限をなくし

          国籍法の「改善」と抱き合わせ「改悪」

          「無国籍」に関する陳天璽先生の講義動画で引っかかったこと

          東大の講義の資料や映像が無償公開されていると言うことで覗いてみました。  当方、ここのところ、国籍問題に関連するテーマを多めに書いていたので、関連する内容があるかどうか・・。  キーワード「国籍」で検索したらトップに出てきたのは、早稲田大学、陳天璽先生のこちらの講義でした。 境界線をめぐる旅(朝日講座「知の冒険—もっともっと考えたい、世界は謎に満ちている」2013年度講義) 第5回 国家のはざまに生きる―日本の無国籍者  全編じっくり興味深く拝見しました。陳先生が、日本

          「無国籍」に関する陳天璽先生の講義動画で引っかかったこと

          チェッチェッコリ♪

          いやになつかしい曲をYoutube動画で見つけました。 自分が小学生のころ、朝礼の時間、全校生徒が校庭に出て、これ(振り付けはやや違うかも)をやらされた記憶があります。(何十年前の話だ?)  自分は「二酸化マンガン」のおどり、だとずっと思っていました。  それにしても、この意味不明な掛け声の踊りが、廃れもせずにいまだに流行っているのですか・・? 何故? 不思議だ。

          チェッチェッコリ♪

          蓮舫さん、怒りの無駄遣いはもったいない

          (「個人の感想」です) 目に入った記事 くだんのポストがこちら。 デーブスペクターさんのポストには、米山代議士もお怒りのようです。 デーブスペクターさんが「ヒステリー」と言う言葉を使ったのはたしかに不適切だし下品。そこは同感です。  ただ、人間の怒りって「無限」ではないと思うのです。  だから、とくに政治家の場合、怒りは安売りせずに、「ここぞ」というときのために温存しておいてほしいな。  本気で「怒」らなければならない課題はほかにあるでしょうと。  デーブさんの「

          蓮舫さん、怒りの無駄遣いはもったいない

          ダ・ヴィンチSiシステムアジア1号機

          台湾・台北の榮總醫院に新しい展示物があったので写真を撮りました。展示説明によるとダ・ヴィンチ「Si」システム、アジア1号機なのだそうです。 ダ・ヴィンチとはアジア1号機? ダ・ヴィンチの「アジア初号機」とはすごい、早速noteネタにしよう、と思ったけど、Wikipediaのダ・ヴィンチの記事には「2000年3月に慶應義塾大学病院にアジアで初めて導入」とある。 ファクトチェック あわてて書くと誤情報になりかねないのでファクトチェック。 「da Vinci」、アジアの第1号

          ダ・ヴィンチSiシステムアジア1号機

          図書館でQt6の本を借りてみた

           これまで、Pythonでデスクトップアプリを作るのに、PySimpleGUIとかTkEasyGUIとかちょっとずつ手を出しました。  違う系統のGUIも、かじっておきたいなと思っていたところ、台北市立図書館でQt6の本を見つけて、借りることができました。  このように1000ページ以上ある電話帳みたいな本。 (自分が、活用できるかどうか、全く未知数なので、まだ「買う」ところまで踏ん切りがつかなかったのです。)  この本、表紙に「Python桌面開發王者(Pythonデス

          図書館でQt6の本を借りてみた

          「法典質疑錄」から「自己ノ志望ニ依リテ・・・」

           連日、国立国会図書館デジタルコレクションの資料を楽しんでいます。折角見た資料ですが、もし何も記録を残さないで別資料に目を移してしまうと、二度とその情報にめぐり合わないのではないかという、一期一会的な心配もあるため、最低限の記録をnoteにしておこうと思います。 今日の資料はこれ 『法典質疑錄』(27)法典質疑會,1899-04. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1493196 ここに 「国籍法案第20条(現行国籍法

          「法典質疑錄」から「自己ノ志望ニ依リテ・・・」

          温故知新:100年前の「二重国籍問題の解決」という報告書を読む

          今回の資料は、  1924年(大正13年)8月に発行された「憲政 臨時号」「第49回帝国議会報告書」出版者は:憲政会本部  ちなみに、当時の内閣総理大臣は加藤高明(憲政会総裁)。与党はもちろん「憲政会」。  当時の政権与党による「我々の政権は、こんなに頑張りましたよ」という活動報告ですね。 その「第五章」に「二重国籍問題の解決」という内容があります。 (現代語訳:筆者)  政府は国籍法を改正して、長年の宿題であった二重国籍問題を解決しました。世の中の人にも良く知られてい

          温故知新:100年前の「二重国籍問題の解決」という報告書を読む

          『国籍法案に関する資料』からわかること・・旧国籍法は重国籍を認めていた

           「国立国会図書館デジタルコレクション」は自宅に居ながらにして貴重な歴史的文献の調査ができる素晴らしいサービスです。  ここのところ、続けて重国籍問題の関連の記事を書いていたこともあり、制度の成り立ち・歴史的経緯に関する資料を閲覧していたのですが、興味深い資料を見つけました。  それがこちら 国会資料『国籍法案に関する資料』,法務府民事局. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1878108  この資料、明治期~戦前の国籍制

          『国籍法案に関する資料』からわかること・・旧国籍法は重国籍を認めていた

          「国籍離脱届」のトリック

          法務省のサイトにある「国籍離脱届」 のフォーマットに記載されているのは >法務大臣殿 >日本の国籍を離脱したいので届け出をします。 という文面です。これは、実にいやらしい(欺罔的な)仕掛けだと思いました。 この届けを出しちゃった人が後に悔やんでも ※自分で日本の国籍を離脱したいと、届け出たんじゃないか。 と「当事者側の責任」にされてしまうわけですね。 しかし、「国籍離脱届」を出した人は、本当に心から「日本の国籍を離脱したい」と願っていたのでしょうか? 「国籍離脱制度」

          「国籍離脱届」のトリック

          渡辺久志氏の「蓮舫氏「二重国籍」の期間はなかった ー人権と国籍ー」について(6)

          渡辺氏の論考はこちら (渡辺氏の論考は、たびたび改訂されて、新しい記述が付け加えられています。今後、当方の記述内容と、かみ合わない部分が生じるかもしれませんが、その点はお含みおきください。) 渡辺氏の記述のうち、ここは、誤解を生むのではないか?と思った点、2か所について言及しておきます。 >《(この制限は2022年に改められました。)》 と言うカッコ書きの部分ですが、これは一読すると、日本国籍者の台湾籍取得のケースにも及ぶかのように読めてしまいそうです。  しかし、「改

          渡辺久志氏の「蓮舫氏「二重国籍」の期間はなかった ー人権と国籍ー」について(6)