忘れちゃうから大事なの
あの時の私は
何を感じて何を思っていたんだろう
お気に入りの香水をマフラーに纏わせて
鼻まですっぽり隠して目をつぶる
時間に助けられ
気持ちが軽くなるまで誤魔化して
記憶が薄くなるにつれて
過去の自分は私ではなくなる
まぶしいけど、春先の日差しが温かい
忘れたいこと、忘れたくないこと
なんて事ない日常
特別な口実の非日常
大事な事だったのに、覚えていたいのに
全てが「あの頃」に掴まってしまう
ゆっくり眠たくなるよ
育った気持ちも
追いつけない気持ちも
腕まくらで一緒にいる感じ
みんな大好きだよ
また朝が来て
私は新しい私になる
あなたを覚えていられないけど
今日も一日よろしくね
ふつつかものですが、、がんばりますね!