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器と空間を暮らしに

こんにちは、小夏です。

最近ずーっと憧れていた、器を楽しむ趣味に手をつけ始めました。
インスタとかでよく見るシャレた料理の投稿。

私の場合、「こんな料理作りたい!」じゃなくて、「こんなおしゃれな空間演出したい」なんですよね。
料理も下手だし、いつも簡単に済ませちゃう。

それでも、食べるときだってワクワクできたらいいなって。
そんな夢を叶えてくれたのが、家の近くにできたGALLRY&SHOP屋さんです。

インスタント映えする器の魅力

少し前から、「うつわともりつけ」というサイトをちょくちょく見るよになり、おしゃれなテーブルコーデが憧れになりました。

スタイリッシュなお皿と、高級感のあるもりつけ。
それが嫌味ではなく、とってもエモくて真似したくなるんですよね。

「手抜き料理でも、うつわのチカラでおしゃれに」をテーマに、料理は冷凍食品やインスタントを使いつつ、お店さながらの見栄え。

「食材を温めてできる!」という、手に届きそうなレシピがいいんですよね。
「パートナーと仕事帰りに家飲み」レシピや、「自宅でガールズパーティ」も細かい設定もいい感じです。

とはいえ、「一人暮らしの身で、器なんてそろえるの贅沢かな...」と躊躇。
思い立ったら吉日の私が、なかなか一歩を踏み出せずモジモジしていました。

そんな日常に現れたのが、家の近くにできた器ショップ。
店ができる前から、異様な雰囲気を漂わせていたので、「何ができるんだろう?」とそわそわ見ていました。

そして、先日やっとそのお店にたどり着くことができました。
中に入ると、そこは憧れの器のある場所だったんです。

ブラックプレートを手にとり

お店

扉を開けると、落ち着いた雰囲気が広がります。

1階はさまざまなは陶器作家の器が並び、2階はギャラリー。
憧れていたお皿がたくさん並び、気持ちもドキドキしてきます。

ちょっと小洒落たお皿って、どうゆう風に盛り付けるのか分からなかったけど、今の私なら想像がつきます。

シンプルで染まらない一枚。
料理の色を引き立てる色。
存在感と雰囲気のあるニュアンス。
料理とお皿に添えるカトラリー。

いろいろ悩んだ結果、ブラックのフラットプレートを購入してみました。
ちょっとお値段が貼りましたが、誕生日が近かったので、ご褒美ということで。

ブラックは料理の色を引き立てて、スタイリッシュに見せるので、一度使ってみたかったカラー。

新しい洋服をチャレンジするようで、ちょっと緊張しますね。

空間と盛り付け

突然ですが、生け花とフラワーアレンジメントの違いってご存知ですか?

最近知ったのですが、生け花は「花と空間の奥行き」をデザインし、フラワーアレンジメントは「花そのものを見せる」手法。

生け花の空間への捉え方が、奥深さを生み出しているんだと気がつきました。

そういえば、私が好きな料理の盛り付けやインテリアも、「空間」がポイントなのかも...。

お皿を全て使わず、片方だけ盛り付ける。
リムの大きなお皿に、料理をちょこんと盛り付ける。
プレートの上にさらにお皿を乗せて、高さを出していく。

どれも空間を使った効果です。

空間という余白に、どこか余裕を感じる。
なにも飾らない場所に、無のチカラを感じる。

それに気が付いた時は、思わず「なるほど」と納得してしまいました。
私が憧れたおしゃれ感は「空間」に詰まっていたことを、再認識した瞬間です。

空間で遊べる人になりたい

まだまだ器遊びも初心者。

だけど、一枚の器があるだけで料理をしたり、レンチン料理でもお皿に取り分けたり、意識が少しずつ変わってきます。

小さな料理を、お気に入りの器へ。
私のちょっとした贅沢です。

今まで使っていたお皿は、この際思い切って断捨離。
カレーを目一杯盛り付けるカレー皿も素敵ですが、今は空間と料理を楽しみたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。こうやって日々感じたことを、つらつらと書いています。よければ、コメントや感想をお願いします。