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積算温度を利用した植物の生育予測について考える

5月末に梅雨のような予報になるなんて、やはり今年は10日ほど季節が前倒し。

そんな季節のリズムが例年通りいかなくても、
温度を記録したりすると作業の日程を組むことができます。

例えば、いちじくは「着果」から2000℃〜2100℃温度が積算されると収穫

と目安があります。

積算温度とは1日の平均気温を足していったもので、

1日目の平均気温が25℃で
2日目の平均気温が30℃だったとすると
=55℃

といった計算になります。

いちいちログを取るのも面倒なので、文明の利器を使います

この積算温度計があれば、着果が発見できたタイミングで計測を開始しはじめて、

いちじくでいうと2000℃が収穫目安なら1800℃近くになったら出荷に向けた準備を進めていく段取りにする。

こうすることでタスクを管理し、優先順位を整理していけば作業計画も立てられ、ひとつひとつこなしていくことができます◎

虫の生育もまた積算温度なので、発生時期を予測しやすくなり薬剤の選択の判断にもなり、効果を大きくすることができます◎

その話はまた!

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