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半年間の準備を経て開催したオンラインイベント「リトルもりおか文化祭」の裏話!


リトルもりおか運営事務局です。
文化祭後、冬眠してました・・・。
これからコツコツ、noteも動かしていこうと思います。

さて、今回は2020年12月12日に開催したオンラインイベント「リトルもりおか文化祭〜異彩、多彩、断然。盛岡〜」の後日談を、文化祭実行委員の3人に振り返ってもらいました。

文化祭を終えて、どうだったのか、準備は大変だったのかなどなど。盛りだくさんの内容ですので、文化祭に参加していただいた方はもちろん、来れなかった方も、ぜひ読んでみてください!

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【リバー】
北上市生まれ。岩手県立大学卒。在学中、インドで日本食・日本文化の発信を行うインターンシップに従事。国際交流・協力を軸とした岩手の活性化を目指す。
現在都内のマーケティング会社で営業企画を担当。2019年よりリトルもりおかに参画し、Twitterを担当。文化祭では、実行委員長を務めた。

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【丹野】

陸前高田市生まれ。岩手大学卒。大学時代は宮沢賢治と同じ、自啓寮で寮長を務め盛岡じゃじゃ麺の老舗「白龍」でじゃじゃ麺を学ぶ。現在は都内の外資系総合コンサルティングファームで新規事業における企画設計や営業プロセス改革に従事。2019年よりリトルもりおかに参画。文化祭では、全体の企画や戦略設計を担当した。

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【やまてぃ】
紫波町生まれ。岩手県立大学卒。現在は都内のフィンテック企業で東北エリア担当。2019年よりリトルもりおかに参加し、モリオカンのゆるいたまり場作りに従事。赤坂さんさにも参加しており、さんさ踊りの認知活動に従事。文化祭では、メイン司会者を務めた。

――リトルもりおか文化祭、本当にお疲れ様でした!イベント開催から早くも3ヶ月。まずは終えての感想を教えてください。

リバー:想像以上の盛り上がりになったと思います。想定を上回る、総勢120人以上の方に参加していただき、終了後のアンケート結果や当日コメントを見ても、満足いただいたのではないかと。今回は、学校の文化祭のように多彩なコンテンツが楽しめるよう、出たり入ったりできるように体育館(Zoom-A)、多目的室(Zoom-B)、特別ステージ(Zoom-C)の3ステージを用意しました。意図していた通り、部屋をハシゴしてくれた方も結構いて、嬉しかったです。

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丹野:リバーが言う通り、参加者が楽しんでくれたのが一番でした。人数も2019年の「リトルもりおかサミット」が50人。文化祭は120人ぐらいと倍以上の方に参加いただきました。そこはオンラインという気軽に参加できる仕組みが良かったと思います。「リトルもりおか」という団体にとっても、盛岡のキープレイヤーになる方や、企業の皆さんとつながるきっかけになって大満足のイベントになりました。嬉しかったのは、ベアレン醸造所さんが文化祭のオンライン工場見学をきっかけに、同様のイベントを実施していたことですね。嶌田専務からも「あのイベントが好評だったから」というお言葉をいただきました。こうやって、岩手、盛岡の企業に貢献できたことが、最大の収穫ですね。

やまてぃ:本当に嬉しい言葉!僕からは2つあって、1つは2019年にオフラインでイベントを開催した時に比べ、いろんな場所に住む方が来てくれたことです。首都圏にとらわれず、九州や海外など遠方から、盛岡を想って参加してくれた人がいたのは良かったですね。

丹野:確かに。場所を超越できるのがオンラインならではのメリットだと改めて思った。

やまてぃ:そうなんですよね。もう一つは新型コロナウイルスの影響で現地・盛岡に行くことができない中で、ベアレン醸造所さんや、ヘラルボニーさんなど、今を生きる盛岡の団体と交流し、その魅力を披露できる場になったということです。

――サブテーマは「異彩、多彩、断然、盛岡。」でしたが、このテーマにも合うイベントにもなってましたよね。

リバー:めちゃくちゃ合っていたと思います・・笑。まず、加藤さんのキーノートスピーチでスタートできたのが良かったと思います。そこから多彩なコンテンツがそれぞれの魅力を出してくれて。終わったあとに振り返って、改めてこのサブテーマにしてよかったなと思いました。

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――テーマはどうやって決めたんですか。

丹野:それを考えるのは結構苦労しました。「やりたい!」から始まった企画スタートのイベントだったので、目的ベースに落とし込むのは難しかったです。でも、そこはみんなで集まって話しあいながら、アイデアを出し合って、決めました。“文化祭”というアイデアがベースにあったので、ゲストはしっかり色があって、若くて刺激的な人たちを呼びたかった。そこでそれぞれのツテなども踏まえて出てきたのが、加藤さん、ベアレン醸造所さん、ヘラルボニーさんでした。

やまてぃ:盛岡を代表する企業・ベアレン醸造所さん、新しい盛岡の風である、加藤さん、そして岩手に外の風を吹き込むヘラルボニーさん。多彩で異彩な文化祭にぴったりだなと。違和感なくもう、これでいきましょう!となりました。

丹野:結果、イベント終了後のアンケートでも、『「異彩、多彩、断然。盛岡」というコンセプトが伝わった』というフィードバックをいただきました。そういう意味では、企画側の意図を伝えることができたのかなと思っています。

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――本当に素晴らしいイベントでした。でも、当初はオフラインイベントを想定していたと聞いています。部屋を複数つくっての初のオンラインイベント、準備は相当大変だったのではないでしょうか。

やまてぃ:事前準備に関しては、丹野さんにめちゃくちゃお世話になりました・・・笑!
僕のポジションだけで絞っていうと、司会をメインにしたので。ゲストトークの振り方が難しかったです。リトルもりおかのライター・シュンさんがWEBサイト上で告知記事を書いてくれたんですが、その内容を超えるコンテンツをいかに引き出していけるか。考えるのが大変でしたね。本番前日に記事をもう一度読んだら、覚醒して眠れなくなったのも良い思い出です・・・笑。

丹野:やまてぃは名司会だったからな。アンケートでもそういう意見あったし。

――やまてぃの自己評価としては本番はどうだったんでしょうか。

やまてぃ:ゲストの皆さんの魅力を100パーセント引き出せたかというと、もしかしたらもっと良いものができたかもしれませんが・・・・。参加した皆さんから「良かった」という声をいただいたので、そこを信じています!

リバー:準備の面は正直、僕も丹野さんに頭が上がらない・・・笑。細かいスケジュール管理や企業とのやりとりもやっていただいたので。。。
僕の担当だけで言うと、「学生の熱量をみなさん伝える」のが一番苦労したところです。短い時間で熱が伝わるのか心配でした。やまてぃーさんの話を踏まえてお話すると、僕も当日朝5時起きで岩手朝日テレビ(IAT)の生放送に出演したので、眠れませんでした。。笑。

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――2人が申し訳なくなるほど準備の大部分を担った丹野さんはいかがでしょう?

丹野:そうですね。。。そうはいっても半年くらい準備時間があったのでそこまで大変という印象はないですね。役割分担が一番大変でしたね。タスクを整理して何が目的で、誰に何をお願いしたら一番うまくまわるのかを考えないとならないですし。お願いするにしても、やることが明確じゃないと受ける側も、厳しいですよね。「これはお願い!あとはよろしく」みたいな丸投げはさけたかった。

やまてぃ:丸投げはつらい。気遣いがさすがでした。ありがとうございます!すごくやりやすかったです。

丹野:・・・この辺は、これまでの経験が生きたのかと思います。やる側がしんどいと、来年続かないので、やっている僕らが楽しい状態を維持しないといけない。そこが一番重要視したところです。だからこそ、かなり余裕を持って準備してきた感じです。

――本当に素晴らしい気遣いですね。本当にお疲れ様でした。文化祭当日は何かトラブルとかありましたか。

丹野:トラブルというトラブルはなかったですね。オンラインだったので開催前は接続が怖かったのと、タイムスケジュール通りにいくか不安だったんですけど、終わってみれば皆さんの協力でうまくいきました。強いて言えば・・・地震ぐらいでしょうか?加藤さんの時間に、盛岡市内で地震が発生して。。。でも、ヤマティーが柔軟に対応してくれたので、何とかなりました。

やまてぃ:さすがに発生した時は焦りましたが、何とかアドリブで乗り切りました。次回からは地震が発生した際のテンプレートなどもマニュアルに追加しようと思います・・笑
それぞれのセッションで時間が遅れたりしたところもありましたが最終的に想定通りの時間の終了にできてよかったですね。

丹野:その辺りは、チーム間の信頼が大事だなと改めて思いました。信頼できるメンバーを各所に配置できたので、リトルもりおかメンバーのチームプレイですね。

やまてぃ:まさに“ワンチーム”だったと思います・・・!

リバー:今の発言は、記事意識しましたね笑

――そうですね。この発言は記事に必ず、盛り込みます笑。今後やりたいことは何かありますか?

やまてぃ:イベントっていうよりは、まずは原点に戻ってピクニックをしたいですね。あとは「Kitsutsuki」のスポットを巡るスタンプラリーとか。オフラインが全然できなかったので、そういう発想になってしまう。

リバー:そうですね。やっぱり今度こそ、オフラインイベントをやりたいですね。コロナ禍で得た経験を踏まえ、オフラインとオンラインのハイブリッド型も良いかもしれません。

丹野:そうそう!ハイブリッド型は、ぜひやりたい。でも、内容はまったく同じようなことはやらなくていいかな、とも思います。今回の文化祭もみんなの「やりたい」を実現した形。リトルもりおかは“やりたいを実現する”団体なので。例えば、企業や個人の希望や課題解決をすくい上げて、メンバーが持っている力で何かをつくったり。盛岡をキーワードに、企業や人の羽ハブになってワクワクするようなことをやっていきたいです。

――皆さん、本日は貴重な意見ありがとうございました。今年も面白いことをやりましょう。

(聞き手はリョウ)


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