香織のPython(1)環境構築
これまでいくつかの企業と話をして、協業パートナーを募ったり、企画の練り直しを繰り返しながら1年位かけてあたためてきた新規事業の企画が、ようやく正式検討の段階になりました。
メンバーは僕も入れて9人程度を想定していて、生成AIやゲームエンジンやWeb3を中核技術に据えて展開していく予定なのですが、それぞれの分野にスペシャリストがいるとは言え、ベースとなるPythonの技術は全員が身に着ける必要があり、僕もPythonを一から体系立てて勉強し直すことにしました。
そこで今日は、Pythonの開発環境構築を、下記のサイトを参考にして整理しました。
Pythonの環境構築
1.Windowsの設定
(1)ファイル拡張子と隠しファイルを表示する
エクスプローラを起動し、メニューバーの 「表示」 から「表示」にたどって、「ファイル拡張子」「隠しファイル」にチェックを入れる。
※Windowsのバージョンによって操作は変わるかもしれません
2.Pythonパッケージのダウンロード
下記のサイトから最新バージョン(現在はpython-3.12)をダウンロードする
3.Pythonパッケージのインストール
※Add Python 3.x to PATH を必ずチェックする
4.Pythonの実行
(1)コマンドプロンプトを起動する
※Windowsシステムツールの中にある
※スタート画面のアプリで検索しても良い
(2)python と入力すると Pythonが起動する
5.PowerShellの環境設定
Windowsのスタート画面のアプリで「PowerShell」を検索し、PowerShell を起動して、次のコマンドを実行する。
※この作業は、2回目以降は不要。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force
6.無料のエディター(Visual Studio Code、以後VSC)をインストールする
日本語化する
View メニューから、Command Pallete... を選択して、入力ボックスに「Configure Display Language」と入力すると、言語リストが現れるので日本語を選択する。プログラムが再起動されて、日本語メニューになる。
7.VSCにPython開発環境をインストールする
(1)VSCのファイルメニューの ユーザ設定 → 拡張機能 を選択する。
(2)入力ボックスにms-pythonと入力してPython extension for Visual Studio Code」をインストールする
VSCでPythonを実行する
1.VSCを起動し、メニューの ファイル | 新しいファイル を選択して、入力ボックスにファイル名と拡張子「py」を入力する。
ここでは「Hello.py」としました。
2.作成したファイルに、次のソースコードを書き込んで保存する。
def greeting(name):
print("Hello,", name)
greeting("World")
3.右上の再生ボタンを押すとプログラムが実行され、下段に結果が表示される。
コマンドプロンプトでPythonを実行する
cdコマンド(Change Directory)
1.コマンドプロンプトを立ち上げるとまずカレントフォルダーが表示される。
・カレントフォルダー: c::\Users\user_name>
2.カレントフォルダーに続いて、「cd フォルダ名」を入力するとそのフォルダに移動する
・「cd..」と入力すると、上のフォルダに移動する
3.長いフォルダパスを貼り付けるときは、[Ctrl]+[v]で貼り付ける。
※右クリックでも貼り付けできる
dirコマンド
フォルダ内存在するファイルを一覧表示させるときに使うコマンド
mkdirコマンド
mkdir フォルダ名 で、新しいフォルダを作成できる。
Pythonを実行する
1.Pythonのファイルが保存してあるフォルダのパスを取得する。
C:\Users\User_name\Desktop\Python_File
2.コマンドプロンプトを立ち上げて、カレントフォルダにcdコマンドを使ってフォルダのパスを貼り付ける
cd C:\Users\User_name\Desktop\Python_File
3.その後にpython hello.py と打ち込むと実行される
このページの画像は、Stable Diffusionで作成しました。
興味のある方は下記をご覧ください。
MODEL:yayoiMix_v131
AIモデル:加藤香織
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