AI・Shiori 高画質生成画像のSampling Method比較でベスト数値を探す
今日は、同じSeed値の画像が設定によってどう変化するかを整理します。
特に肌や髪、瞳等の変化を見たいため、できる限り解像度の高い写真を基準にして比較をするため、いつもより少し肌の露出が多いですが、ご了承ください。
まずは、Samplerの違いを見るため、下記の「Euler a」を基準に、違いを見ていきます。なお、一応ほとんどのSamplerを調べてみましたが、基準画像と雰囲気が大きく変わってしまったり、他と同じような画像の場合は割愛しています。
Steps: 20、CFG scale: 7、Seed: 334262222
Model: chilloutmix_NiPrunedFp32Fix
Denoising strength: 0.7、Hires upscale: 2、Hires upscaler: ESRGAN_4x
Sampling methodの違いを比較する
Sampler: Euler a
Sampler: DPM2
DPM adaptive
Sampler: LMS Karras
DPM++ SDE Karras
DDIM
PLMS
Samplerの選定によってこんなに画像が変わるとは思わなかったので驚きました。
Upscalerの違いを比較する
ほとんど違いはありませんでした。
Sampling stepsの違いを比較する
元の画像は「steps:20」です。
結果を見ると、数値が上がるにつれて背景や髪型、身に着けるものが増えていく様子がわかります。どの数値にするかは、その時の写真のコンセプト次第ということでしょうね。
CFG Scaleの違いを比較する
元の画像は「7」です。これを見ると、5から8あたりは大きな変化はありませんが、それ以上、それ以下では少し印象が変わる感じです。
今日の結論としては、数値としては標準的なものを使いながら、目的に応じてSamplerを使い分けるということが重要だとわかりました。
あらためて、数日前にアップした下の写真を、違うSamplerを使って生成してみるとこうなります。
DPM++ 2M Karras
DPM adaptive
PLMS
これもぜんぜん雰囲気が変わりますね!とても同じSeedとは思えません。
それでは、今日の結果を踏まえて、下記の数値で生成した高画質画像をいくつか紹介します。
PROMPTには、(((very happy smile))),(((Ultra Super Wide Shot)))を追加して、笑顔で上半身が写るように工夫しました。
また、Negative要素には、(((huge_breasts,large_breasts,cleavage)))を追加して、できる限り胸の露出がないよう工夫しました。
Steps: 50
Sampler: Euler a
CFG scale: 7
Model: chilloutmix_NiPrunedFp32Fix
Hires upscaler: ESRGAN_4x
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