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機械男のおもひで第二部!   ⑤バンド名を賭けた闘い編

負けたらバンド名変わります。


GOENDzというバンドをご存知だろうか?

僕と顔の系統が似ていると噂のボーカル
GOENDくんの名前を冠した
とっても素敵なバンドだ。

何かの足しになるかもしれないので
リンクでも貼っておこう。

そんな彼らと共に
企画ライブを行う運びとなった。

両バンドでオリジナルカクテルを作り
その杯数を競い合うという企画だ。

負けた方は期間限定であるものの
バンド名の変更を余儀なくされる。

勝者から指定されたバンド名で
年内のスケジュールをこなさなければならない。

企画は11月後半だったので
およそ1ヶ月間そのバンド名で過ごすのだ。

ワンピースで言うと
海賊旗を書き変えられるみたいなものだ。

ただでさえゆるい設定でやってる中
バンド名まで変わるのはもはや収集がつかない。

負けられない闘いが始まったわけです。


なかなかせこい話だが
自分たちのカクテルをしこたま飲む作戦。
意気揚々と注文したが
キンキンのドリンクはお腹に悪い。

ライブ前にグロッキーになってしまう。

見かねたタムさんが正露丸を
買ってきてくれてキュンとしてしまった。

正露丸って世の中の薬の中で
1番薬っぽい見た目してるよなぁ。

出番前にはすっかり回復していて
正露丸の偉大さを思い知った1日だった。

2DAYS企画だったため
1日目は江ノ島近くのゲストハウスに宿泊。
完全に旅行気分だ。

暴風が吹き荒れる中なんとか宿に着いた。

チェックインが遅かったので
他の宿泊者たちはすでに眠っていた。

静けさの中こっそり寝室に侵入するのは
さながら寝起きドッキリだった。

その中で1人だけはしゃいでる人。

タムさんだった。


カーテンで区切られた寝室を覗き込んでは
こちらを笑わせようとしてくる。

間違えて他のお客さんのところ
開けて怒られればいいのにと思った。

物音を立てないように気を付けながら
こっそりふざけあってる感じは
修学旅行のようでもあった。

なんだかんだ眠れたのは深夜2時。

精神面がおじさんなので
2日連続のライブはキツいが
それよりも楽しみの方が勝っていた。


翌朝、ラウンジで茶を嗜む。
そこで初めて他の宿泊者達を目にするのだが
ほとんど海外の人たちだった。

多分変な人たちだと思われてただろう。

あまり手入れされてない
アコースティックギターが置いてあったので

One more time one more chance

山崎まさよしの名曲を演奏して
ゲストハウスを後にした。


11時くらいに遅めの朝食を頂く。

メカニックモーニング


バンドマンらしからぬ優雅な朝ですわね。

あれよあれよと2日目が始まる。


忘れてはいけないが
ドリンクの杯数勝負をしている。

気合十分で迎えた2日目。

お泊まり会で深まった絆に敵はなし。
正直言って負ける気がしなかった。


結論から申し上げると


10杯以上差をつけられて敗北。

勝たなきゃ誰かの養分。

GOENDz強い。


恐怖のバンド名が発表される。


機械男、年内のバンド名は…


秋桜40(コスモスフォーティー)です!


なんそれ!?
いや、なんそれ!?

絶妙に気持ち悪いところを突いてくる。
実にいい名前だった。


これにより
2020年後半の機械男は
秋桜40(コスモスフォーティー)
略称コスフォーとして活動することとなった。


余談だが、GOENDzが負けなくて良かった。
心からそう思う。

というのも
タムさんが提案していたバンド名が
あまりに危険だったからだ。



「ワキガ汁」


いろんな方面に怒られそうだし
このバンド名にしたら
一生対バンしてくれないだろうな。

GOちゃん。いいバンド名にしてくれて
ありがとうねって思った。


バンド名を賭けた闘い編!完!

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