見出し画像

夢の始まり +αしていく世界

➀僕のステータス

皆さん初めまして!金沢看護専門学校の外浦陽奈子(そとうら ひなこ)と申します!
簡単に僕の事を紹介したいと思います!
僕はLGBTQのTにあたるトランスジェンダーです。
トランスジェンダーってなんだ?ってなる人、というかなっている方もいると思うので話しますと、「身体は女性だけど、心は男性」という事です。
それが今の僕だという事を知っていただければ嬉しいです!
普段はカフェ巡りや料理・お菓子作りなどを趣味に過ごしています。

➁夢のプロローグ

僕の夢は…ジェンダーフリーなカフェを設立する事です。
って聞いてるだけじゃなかなか想像はつきませんよね(笑)
僕の叶えたい夢を簡単に表すと、「どんな性の人々でも楽しめる空間を作り出したい」ということです。
僕がこの夢を叶えたいと思うようになった1番のきっかけは「戸惑い」でした。
趣味でカフェ巡りをしている時にそれは起きました。
それは「お手洗い」に対することでした。なんでこの事が戸惑うことになるの?と思う人もいると思います。
僕は、お手洗いが男女別で分かれている場面に遭遇するとやはり身体的性別を優先すべきか自認の性別を優先すべきかで考え、どちらを使った方がいいのかと悩むことが多くあります。
そのような経験が何度もあり、僕と同じような当事者の友人に相談した時に「僕も同じようなことで悩んだことが何度もある」という事を聞き、そこから「こういう悩みの部分が少しでも変えることができたら過ごしやすい空間が生み出されるのではないか」と思うようになりました。

そして僕自身カフェが好きだったことと母親が元々飲食系で自営業をしており、その姿への憧れや同業者にいつかなりたいという思いもあったことから、自分のこの戸惑いを元に「誰もが楽しめて自由に心地よく過ごせるカフェがあったらいいだろうな」と考え始めて動き出したのが始まりでした。
まさかこのような形で夢が加速するとは当時は思ってもいませんでした(笑)

➂夢へのチャレンジ

SDGsをきっかけに、少しずつジェンダーへの理解も深まっているなか、ジェンダーフリーに特化した施設への理解度はまだまだ低いというのが現状であると僕は感じています。
その一方で、ジェンダーフリーに特化しているカフェは既に存在しています。
僕は当事者だから見える視点・考えと周りが見ている視点・意見を取り込んだ両者の目線を合わせたジェンダーフリーに特化したカフェを作りたいと思っています。
しかし、いきなり店舗を持ち経営していくのは正直今の僕では難しいところです。
そこで今回は長期の休みを利用して、地元の石川県で実際にイベントスペースをお借りして1日限定でカフェを開くという事を計画しています。
自分自身このようなイベントごとを主催するということが初めてで今から緊張でいっぱいです…!
だけど、このイベントを開催する事によって経験を積めるということはもちろんですが、今の視野が更に広がりまた新たな発想・考えが生まれてくるきっかけになるという期待があります!
そして、当事者だからこそ起こせるアクション・システムを実現させる一つの機会に繋がると思い、イベントを開催することを決意しました。

④今の心境

今このnoteを書きながらも思うことは…
「本当に夢が動き出すのか今から…おおおお」と
あのジェットコースターの最初の上がっていく時のワクワク感と緊張感と同じような感覚で胸がいっぱいになってます…!
(凄く微妙な例えだけど伝わって欲しい…(笑))
僕は今までこの自分のステータスは常に”足枷”だと思って生きてきました。
だけど、それが実は自分にしかない”強み”であり”スパイス”になるということ。
この事を夢と出会ってから気付き、信じて今走っています。
僕はこのLittle Youで飛躍するチャレンジャーとして全速力で駆け抜けていきたいと思っています。
1人だけでなくみんなで。
僕だけではなくみんなの視点を巻き込んで叶えたい夢から叶える夢になるようこの100日感を走っていきます!
この夢に沢山の視点を+αできるよう頑張っていきます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?