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わが家流!スイッチの作り方

◆そもそもスイッチって何?

わが家では、集中に入る入り口をスイッチと呼んでいます。
やる気スイッチと言うやつです。
家の電気をつけるときのスイッチと同じです。
ポチっと押すと集中スタートになるというわけです。

このスイッチがあるのとないのでは、様々な面で違いがあります。

例えば宿題。
やりたくないなぁ...
めんどくさいなぁ...
苦手だなぁ...
そう思えば思うほど、やりたくなくて時間ばかり過ぎていきますよね。
もし、たいした宿題の量でもないのに自分のお子さんがダラダラ宿題をしていたら、小言の1つでも言いたくなると思います🤣

では、仕事や雑務、家事だったらどうでしょう?

自分の仕事のすべての業務で全力を出せる人なんて、なかなかいませんよね。
真夏の暑い中、草むしりしなきゃとなったら、やる気100満点で取り組めますか?

やりたくないことを実行できるかは、状況にもよると思うのです。
例えば、住めないほど草がボーボーで、今すぐにでも草むしりをしなければならない状態だったら?
この宿題を明日出さなければ、学校を卒業できないとわかっていたら?

やばいと思えば思うほど、何とかして取り組みますよね。
でも、できれば「やばい」となる前に取り組みたいもの。
この「何とかして取り組む」状態をスイッチ化することが、大事だなと思っています。

◆スイッチを作るときのポイント

スイッチは、できるだけシンプルなものにします。

身の周りにあるものでできること
特別な用意は必要ないこと

使いたい時に遠慮なく使える
これがベストスイッチと思っています。

ずいぶん前になりますが、オリンピックでソフトボール女子の日本チームが優勝した時のことを覚えていますか?
チームメイト全員が人差し指を空に掲げていました。
後に見たドキュメンタリーで、あの人差し指が「優勝するぞ」と言うサインだったことを知りました。
チームメイト全員で1つの目標に向かって走る事は、1人で取り組む以上に大変です。
だからこそ、みんなで共有できるサインを決めて、毎日そのサインを使って共有することが大事なのだという内容でした。
人差し指はほとんどの人が持っていますから、ここぞと言う時に使えますよね。

イチロー選手がマウンドに立つときのルーティーン。
フィギュアスケートの選手が靴ひもを結ぶときに左から結ぶ等のルーティーン。
これらもあるサインですし、必要な時に使います。

このサインこそがスイッチになるわけです。

◆娘の場合

娘の場合は、バレエのレッスン中の集中が課題でした。
なので、バレエのレッスンにもっていくもので、スイッチを探しました。

使ったり、使わなかったりするものではなく、必ずレッスン中に使うもの
レッスン中にチラ見しても、支障がないもの

そこで見つけたのが、バレエシューズだったんです😊

集中が切れそうになったらシューズを見る
疲れてきたらシューズを見る

シューズを見ることで、「そうだ!まだ頑張ってるところだった!」と思いだせるようにして、結果的に集中スイッチをONにするわけです。

これをやり始めてから、娘の中では以前より集中力が続くようになってきたそうです(自称)
しかも最近はスイッチ(シューズ)を見る回数が減ったのだとか。

初めの頃は多い時で1時間に30回以上見ていたのに、今では数回。
全く見ない日もチラホラ。
すごい変化ですよね😵

小さいけれど「集中できた」積み重なって、自分はできるんだ!という自信になってきたようです。

娘の場合、スイッチに加えて「スイッチモード切替タイム」も作っています。
レッスンに通う車の中でもいいし、電車の中でもいいのですが、音楽を聴く、コーヒーを飲む、背伸びをする…などして「そろそろスイッチタイムだよ」と自分自身に自覚させる時間を作るわけです。
コツは5分以内で終わるようなショートアクションであること。
切替タイムがあれば、いざスイッチを押すタイミングになっても慌てませんよね(笑)

娘の場合は、好きな音楽を掛けながらレッスンに向かっています😆👍

あ、切替タイム中の注意点がひとつ。
切替にかかる時間ややり方は、人それぞれなもの。
初めはもどかしいかもしれません🤣
でもその気持ちは一旦横に置いといて👍

お子さんが切替タイムをしている時は、申し訳ないですが親は見守りや話しかけられたら話す程度に専念してみてくださいね😊

・・・つづく


バレエダンサーになりたい女子との挑戦を綴った
< Little Ballerina >では
バレエ大好き女子、バレエで挑戦している女子
バレエ女子を応援しているママを応援しています😁👍
やり方や思いなどはそれぞれかと思いますが
共感できる思いなどがありましたらコメントくださると嬉しいです♪

※読んでくださる方へのお願い※
様々な取り組みやトレーニングの内容についても書いていきますが
あくまでも母と娘の間で試行錯誤しながら行っています。
もし参考にしていただく場合は、その旨ご留意いただけると助かります。


◆about さくら(娘)
 2014年5月生まれ。3歳児(年少)で幼稚園に入園したおりバレエと出会い、習い始める。体の柔らかさは並。リズム感ゼロ。音痴。振り付けも練習も覚えられず、集中力がすぐ切れるタイプからのスタート。
 現在は、ピアノのおかげでリズム感と音感を大幅改善中。ストイックさには欠けるものの、絶対に諦めないを合言葉に毎日のトレーニングで日々柔軟性を広げている。「舞台に上がると安心する」が名言。好きなことはバレエとクラフト。夢はバレエダンサーとして舞台で踊ること。

◆about さくらママ(母)
 1985年11月生まれ。1児の母。情報系の4年制専門学校を卒業後、IT系の営業職に就く。妊娠を期に退社。手に職をつけたく、県内の整体院でカイロプラクティック施術を学ぶ。あいうべ息育指導士。2019年に過敏性腸症候群を悪化させ、完全グルテンフリー、ウィートフリー生活(ほぼ自炊)となる。娘のバレエレッスンを期にバレエ解剖学に興味を持ち、自身の整体学経験から独学で学びを深めている。
 現在は、娘の予定に合わせるため母校で情報系の非常勤講師として勤務。仕事時間以外は、娘の習い事と独学でのバレエ解剖学の勉強、娘向けのトレーニングの考案を行っている。趣味は英語とキャンプと旅行。コロナでやむなく断念した親子留学を未だに画策している。娘の舞台チケットを買って観にいくことが夢。

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