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愛の不時着

熱が冷めぬうちに書いてしまおう。

そんなに多くの韓国ドラマを観てないけど、今までで一番ハマった。

後半から涙が止まらない。

まさかの最終話は2時間というのには笑った。

ヒロインのユンセリは、ただ泣いている弱い悲劇のヒロインではなくて、実業家で自分の足で立ち自立した女性。

ジョンヒョクが去ったあとも、いつまでもメソメソ泣いているのではなく、ジョンヒョクから届くメールに励まされ強く生きていく。

かっこいい。

ジョンヒョクは素直でまっすぐで、仲間を家族を想い本当にかっこいい。

ユンセリに惹かれて、さらに強くなっていくジョンヒョクは素敵だ。

メールのくだりはほんまにジョンヒョクのユンセリへの想いと優しさ溢れすぎてる。

2人を取り囲む村のお姉さんたちや、第5中隊員たちもみんな良い人で愛おしいがとまらない。

ロマンスはもちろんなんだけど、このドラマでは北と南の関係や生活の違い(本当にそうなのかはわからないけど)、社会格差や権力争い、家族のあり方など見所がたくさん。

前半が北朝鮮編、後半が南朝鮮編といのも飽きなかったな。

韓国ドラマを観て思うのは、ただのロマンスじゃなくてどのドラマにも社会のことなどの問題が盛り込まれている。だからおもいしろい。

まぁ基本的に、姑問題とかヒロインさらわれたり、両親が事故死してたり財閥のお嬢や坊ちゃんやったりとストーリー構成は似てたりするんだけど。笑

特に韓国ドラマでは男女の関係が好き。

お互い惹かれ合い恋愛に溺れてどちらがダメになったりするんじゃなくて、想いあって守り合ってお互いが強くなっていく、自立した恋愛だと思う。

駆け引きしたりややこしいこともしない、素直でストレート。

そしてなによりも言葉が綺麗。

もう一つ好きなところは音楽。最高にいい。音楽が流れるタイミングも最高!

ピアノの音で絶妙なタイミングで流れてくるのも良き。

ちょっと残念なのは最終話。

めっちゃひっぱったのに結構あっさりと終わり、ツッコミどころ満載。なんでそうなったんや?そのシーンいる?みたいな。

愛の不時着に関しては、2時間もいらんかったな。

観終わって心にポッカリ穴があいた気分。初めて「ロス」というのを味っている。

恋愛だけでなく、権力争いや詐欺、裏切りそしてコメディー要素もあって、泣いて笑って満足すぎるドラマだった。

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