手描き模写・トレース
練習として他人様の絵を模写・トレースしていました。
(R-18)ハロウィンサキュバス静香ママ♡
https://www.pixiv.net/artworks/113003119
僕が作りたい同人作品の方向性に近いので
模写させていただきました。
■模写の範囲
装飾品や背景は一切描かず、
太腿のタイツ?ラバーブーツ?は簡略化しました。
■使用ソフト
MedibangPaint
あまり聞き慣れないソフトだと思います。
無料でそこそこのことができて、動作が軽いです。
■掛かった時間
線画起こし 50分
ベタ塗り 30分
影・ハイライト 120分
合計 200分(3時間20分)
作業中断時間
休憩1 5時間30分
休憩2 30分
休憩3 2時間
睡眠1 6時間
休憩4 5時間
合計 19時間
1枚を仕上げるのに2日間を跨いでいます。
模写・トレースだけでこれだけ掛かっているのが
AI生成だと1分足らずで出てくる。
それなりのラフ画を描いたとしても30分ほど。
とんでもない差。
■気づき、反省点
・線画1
塗りまでやってみて思ったことは
やはりペンで描いたときの歪みが
絵のクオリティに大きく影響を与える。
対策として
顔、乳房、腰回りなど目が行きやすいパーツ、
太腿など一本の線のストロークが長いパーツは
曲線ツールなどでキレイに描く。
ストロークが短いところや目が行きにくい場所は
そのまま手描きで行く。
全てツールでやっていると時間が足りないし
人が描いたクセが出にくくなるため。
クオリティに直結しないところは手抜きして楽する。
線画2
クリスタのベクターレイヤーは必須。
後から線を細く/太くできるメリットは大きい。
クリスタProに課金するしかない。
あとは最初からdpi350以上に設定して描く。
線画を書き終わった後に気づいてdpi92→350に変更したけど
線画がボヤボヤになってしまった。
(目の周りだけ修正した)
上の画像を見てもらうと分かる通り
赤丸の線が鮮明なのに対して他の線はボヤっとしています。
これが途中で解像度を上げた弊害です。
分かりやすく言えば
PS2のゲームのグラフィックをHDリマスターしないまま
PS5で新たにグラフィックを追加しているようなものです。
対策は新規作成時dpi設定を忘れないこと。
ベクターレイヤーのないペイントソフトだと作業の手戻りになる。
塗り1
角、髪の毛、瞳の紫、肌色など
明るい色は濃い色で影を表現する。
これは元絵をスポイトすると分かります。
黒や白い反射の部分は
ソフトライトやオーバーレイで
透過率を50~100%にいじればそれなりに見えます。
それ以外の色では濃い色を影として使ったほうが良いです。
白黒と同じような手法で影を入れると
80年代、90年代のアニメのような色合いになります。
塗り2
線画1と重複しますが
影の塗りも曲線ツールで塗ったほうがいい。
理由も同じです。
この絵で言えば乳房下、下半身、太腿の影の部分ですね。
塗り3
Medibangには搭載されていませんが
「囲って塗る」で隙間を全部塗る。
今回はグリーンバックにしていたので認識できていたのですが
前述の通り機能的に塗る機能がないので
チマチマ塗っていくと30分~1時間以上の追加作業に。
これも対策はクリスタを使うことですね。
前回課金したときはあまり恩恵を感じませんでしたが
なくなるとありがたみに気づきますね。
今回のアウトプットは以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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