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【活動報告】2022年12月20日 横浜市立旭小学校3年生との樹名板作り

2022年12月20日に、横浜市立旭小学校3年生のクラスで、学校の木につける「はなもく散歩」対応樹名板作りの講座を行いました。
この小学校との出会いは、2022年秋頃、一本の電話がリトカルにかかってきました。相手は今回講座を行った3年生の担任の先生でした。
「小学校の校庭にある木につける樹名板を作りたい。子供達がインターネットでNPOリトカルの樹名板を見つけて、この樹名板を作りたいと言っている。」との話でした。
まずは、詳しい状況を聞くために旭小学校を訪問しました。担任の先生のお話によると、子供達はインターネットでNPOリトカルの樹名板を見つけ、このツルツル樹名板を作りたいと、輪切りの板を入手、表面をヤスリできれいに削っているとのことでした。見せて頂いた板は、大きな輪切りされた板で、子供達が頑張って表面の凹凸をなくしている様子が見られましたが、まだ荒削りの状況でした。(後日、めの粗い紙やすりなどを送って支援しました。)
校長先生から「はなもく散歩」対応の樹名板を校内に取り付ける許可を頂いたことから、今回の樹名板作りの講座を開催することになりました。

当日は、最初に木のクイズを子供達としながら、木について理解を深めました。

音楽室を利用しての木のお話

その後、教室に移動すると、黒板にはチョークで木の絵や大きな字で「今日はよろしくおねがいします。」の文字。とてもうれしいお出迎えでした。

黒板には質問も書いてありました。(講座の最後に質問に答えました。)

黒板の前に、持参した木の実や、ポスカ・絵具等を置き、簡単な説明のあと樹名板作りの開始です。各グループに分かれて、文字の下書きのあと、色塗りと飾りつけが始まりました。子供達が用意した木の板は、前回見た時よりも格段に表面がきれいになって、時間をかけてヤスリをしたことが想像できました。また、各グループでは事前に完成イメージを紙に書いており、樹名板作りへの意気込みが伝わってきました。

樹名板の下書きを見ながら作成しています。
何人かのグループ毎に作成します。
鉛筆で下絵を書いたり。
下絵に色を塗ります。
共同で色塗り。
筆で描いている子も。

子供達は、色塗りと、飾りつけに夢中となり、3・4時限だけでは終わらず、給食の後の5時限目も樹名板作りとなりました。

出来上がった樹名板はどれもきれいで個性的なものです。
最後に、QRコードを学校のタブレット(iPad)で読み、自分や友達の作った木の説明を聞いたり、クイズに答えたりして「はなもく散歩」を楽しみました。

学校のタブレットでQRコードを読んで自分の作った木の説明をみんなで聞いていました。

講座の最後に、ニスの塗り方についてお話ししました。
後日、どんなツルツル樹名板が出来上がるのか楽しみです。

NPOリトカルは、これからも自然と親しむきっかけを皆様に提供していきたいと思います。皆様の参加をお待ちしています。
NPOリトカルのイベント情報は、「はなもく散歩」トップページ又は公式SNSの友だち登録で知ることができます。





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