『成功している人はたった1%の勘違い野郎』⑥
成功できるかどうかは「イメージ力」の差
わたしが一番影響を受けた本で西田文郎先生が書かれた『強運の法則』という本があります。
価格は1万5千円ぐらいと強気の値段設定だと思うのですが、その内容はめちゃくちゃ勉強になり且つタメになり、十二分その価値以上はある本なので、ぜひ機会があれば読んでみてください!
その中にこのような一文がありました。
また同じ本の中に、「優秀な人間」と「そうでない人」の違いは、「能力の差」ではなく、「イメージ力の差」に過ぎないと書いてありました。
そうつまり、「成功者」は「人並外れたイメージ力」を持っている人ということになります。
この「人並み外れたイメージ力」というのは、まだ何の実績もないうちから、夢の達成イメージを持っており、何度失敗してもその成功イメージが薄れることはなく、また目標を達成する前から、もう達成してしまったかのように喜びを味わることができるそうです。
この話からもやはり「成功している人」は勘違い野郎だとわかっていただけるかと思います(笑)
但し、ここで使われている「勘違い」とは良い意味での勘違いです。
「勘違い」という言葉だけを取ると、とかく悪い意味で使われることが多いと思いますが、この記事で伝えたかったことは、「成功者は良い意味での勘違いをしている」ということです。
「良い意味での勘違い」とは・・・
・自分なら必ず「うまくいく、できる」という勘違い
・自分は「ツイてる人間」だという勘違い
・自分には他の人にはない「才能」があるという勘違い
・現状はうまくいってなくても、将来的には「うまくいく」という勘違い
・自分には「できないわけがない」という勘違い
・自分を助けてくれる「仲間」が絶対できるという勘違い
・これは「自分にしかできないこと」だという勘違い
・自分のやっていることは「必ず世の中の役に立つ」という勘違い
このようなことになります。
コラム① 高校時代の親友K君について
ここではわたしの一番の親友であり心の友である、K君について書いてみたいと思います。
実はこの記事を書こうと思ったきっかけも彼になります。
彼とは高校の同級性で、高校2年の時、机が前と後ろになったことと、B’zが2人とも大好きだったことで一気に仲良くなりました。
彼は島根県の出身だったのですが、陸上のある有名な先生に指導を受ける為にわざわざ鳥取県の高校に入学し、一人暮らしをしていました。
わたしの地元で、こんなことをしている子は少なく、最初は変わった子だなという認識でした。
そんな彼は「オレは陸上の三段跳びで日本一になる!」とワンピースのルフィみたいなことを言っていました(笑)
(※ちなみに当時はまだワンピースが連載される前のお話になります)
わたしはそれを最初にに聞いた時、こんなド田舎の人間が日本一ななんてなれるワケがないと思いました。
ちなみに筆者は、中学生の時バドミントン部でキャプテンをしていまして、県では優勝した経験を持ちますが、そのあとの中国地区大会では1回戦負けを経験し、高校ではバドミントン部をやめてしまって「帰宅部」になっていました。
なので「日本一」など目指すこと自体がおこがましく、そんなことを考えたこともありませんでした。
でもそのK君と仲良くなり、話を聞いていくうちに「あ、こいつ本当に日本一になるわ」って思えてきたのです。
彼は明確に自分が日本一になる「イメージ力」を持っていて、それを達成する「ロードマップ」も完全に出来上がっていて、それを熱く語ってくれたのです。
オレは高校二年でこの大会で何位になる、高校三年はこの大会で何位になって、最後の大会で日本一になると言っていました。
そしてその為には、ここでなんのトレーニングをして、このライバルを倒して、何を食べてと細かいプランニングをわたしに話てくれたのです。
そして彼はその後イメージした通り、順調に大会を勝ち進んで行きました。
惜しくも最後の大会前にケガをしてしまい、日本一になることはできなかったのですが、その後自分と同じようにケガで夢を諦める子供がいないようになる世界を作るといって、アメリカの大学に進み、現在は日本で予防医療や治療後のケアなどの専門家として大成功しています。
そう彼は高校生にしてすでに明確に日本一になるという「イメージ力」を持っていたのです。
ちなみに、わたしの心境の変化はこうです。
「日本一なんて絶対無理でしょ」
↓
「こいつならなるかも」
↓
「こいつなら絶対できる」
↓
「こいつ絶対日本一になるな」
なぜこう思ったかというと、色々話を聞いたのと、実際その高い目標に向かって努力している彼をずっと横で見ていった結果、最終的にそれは確信めいたものに近づきました。
面白い話で、高校のとき食堂があったのですが、そこで昼休みにみんな飲みものを買うのです。まー高校生なので、みんなジュースを一般的に買うのですが、彼はひとり牛乳を買うのです。
少なくとも牛乳を買っていた生徒はわたしの知る限り彼だけでしたww
同じ値段なら「牛乳よりジュースの方が良くない?」と彼に尋ねたことがありますが、日本一になるために身体により良いものを入れたいと言っていて、「あ、こいつひと味違うな」と思ったことを思いだします(笑)
ちょっと話が脱線しましたが、そうK君には明確に成功のイメージができていたのです!
こういう人が「日本一」とか「成功者」と呼ばれる人になるんだろうな~と子供ながら思ったことを思い出します。
それからはそんな彼にいつかは追いつきたいのが人生の目標になりましたが、まだ残念ながら叶っていません。
正直、その差はどんどん離されていると感じます。
どうしたら彼みたいな「成功者」になれるのか、ずっと考えていました。「才能」なのか「努力」なのか、でもどんなに「努力」しても彼の足元さえ見えない状況に20年以上考えたり、彼にも何度も話を聞きました。
その中で、そうか彼と自分に明確に違っていたのは「イメージ力」だったんだ気付きました。
今の自分はまだ何もやり遂げれていないし、彼の足元にも及ばないですが、今は彼と同じく自分が成功する「勘違い」は何となくできて来ています。
当然、「勘違い」なのでどうなるかはわかりません。
でも今はこの「勘違い」のおかげで、未来の自分を「イメージ」すると毎日がワクワクドキドキして、楽しく生きることができています。
これがこの記事を書くきっかけになりました。
自分と同じように、なぜ努力をしているのに、一向に成功しないんだろう、自分には才能がないのかと悩まれている方がいらっしゃったら、その助けに少しでもなれればと思って書いてます。
もしこの記事をよんで少しでも良いと思う部分がございましたら、「スキ」や「コメント」などいただけると今後の制作の励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたしますmm
⑦につづく
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