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黙々と仕事=工場?気をつけてほしい

おはようございます、タキです。
今日は工場の話をします。

工場勤務というと、どんなイメージがありますか?
検索すると、黙々と仕事ができて、単純作業で未経験でもできて、人との関わりが薄い、ネットにもそういう仕事を求めてる人にオススメって書いてあります。

この話を聞いて、よし応募しよう!と思ったら、ちょっと気をつけてくださいという話。

要約すると、工場の仕事は黙々作業を求めてる人や独身の人にはかなりしんどいかもしれない。
その会社の従業員層に注目という話です。

以下、私の工場勤務をした時の体験のお話です。
その工場は、『主婦の方が大活躍中!誰でも簡単にできる仕事です!』みたいな事が求人に書いてありました。

主婦の方が多く務める工場では、高い社交レベルを求められる。

仕事の最中、ひたすらに世間話を求められます。
作業に集中したくてもできません。
ですが、仕事の手を止めることはできません。少しでも疎かになると、当たり前ですが世間話が中断され注意を受けます。

マンツーマンの会話ではなく3人以上の会話の場合が多いです。うまく回答できなくても会話が続き、再び自分に会話のボールが回ってきます。
ただでさえ仕事で疲れるのに、頭をフル回転させて会話をしなくてはならない労働、正直、工場に求めていた条件とは正反対で当時の私は参りました。
休憩室でも会話を求められますし、お弁当の内容も会話のネタとして仕事中もいじられ続けます。

失敗に厳しい。

この工場の仕事は、『研修制度がありますので未経験でも大丈夫!』と求人に書いてありました。

工場の現場ではチームワークが求められました。ベルトコンベアから流れてくる商品を、チームでひたすら検品したり、梱包したりするのです。
そこで、商品に問題があったり、誰かが作業に失敗するとベルトコンベアが止まります。
一度機械が止まると仕事が止まり、効率が下がります。
1日のノルマを達成するために、残業をしないために、失敗は許されません。

私も入って1週間足らずで、
「さっさと帰りたいから絶対に失敗せんといてよ」
と釘を刺されました。
この日は失敗せずに済みましたが、工場内で別の仕事を習っている最中に機械が止まった時は、翌日の朝礼にて全員の前で「タキさんのせいで機械が止まりました」と発表されました。
精神的にかなりキツいです。

結婚していることが人間としての価値の上位として対応される。

もちろん全員ではありません。
全員ではありませんが、そういう思想を持った古株の主婦の方々が職場での実権を握っていたので、他の方も従うしかなかったと思います。

女性はもちろんのこと、男性も含めて、結婚してないことを人間として問題があるという視点でお話しされました。独身は問答無用でヒエラルキーが低いのです。
とりあえずこの工場では、手を見られては苦労をしてないと見下げられて、料理で計量スプーンを使う事で笑われ、所作振る舞いを話のネタにされました。

ここまでお話しさせていただきましたが、工場勤務の仕事にげんなりさせてしまったならすいません。
しかし、安心してください。
上記はただの一例です。

派遣の仕事で生活雑貨の工場勤務をした時は、様々な年齢の方が初めましてでチームを組み、当たり障りなく仕事が終了した事が多々ありました。
(逆にいうと、この時の経験があったので工場勤務というだけで疑問を抱かず応募したとも言える)

他にも、食品工場で働いた時は、衛生的な問題か、仕事が過酷だったからか、会話がひと言もなくチームも存在しない完全に個人の現場もありました。

つまり、従業員が主婦の方に偏りすぎてない工場を探した方が、黙々作業しやすい工場の確率が高く、働きやすさが上がると思われます。
求人の見出しでわからない時は、面接などで聞いてみるのもアリですね。

それでは今日はこの辺で。
よい1日をお過ごしください。 

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