なんにも。

12階建てビルの屋上で、きみだけに漫才を見せたら

僕は柵を乗り越えようと思う


すごく自分勝手だ。僕についてきてくれた2人を残して、1人全てを無かったことにするのだから。


遺書

まずはごめん
田口とみくちゃんの前で死ぬところを見せて。

最期に大好きなひとの笑った顔が見たかった。
最後に田口と漫才したかった。

この屋上で練習しようと言った時からそうしようと思ってた。

2人はなんにも悪くないんだ。なんにも。




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