見出し画像

フリーペーパーの取材申し込みについて

こんばんは。
地方で広告代理店に所属しつつライター業を行っている明里実花です。

今日はフリーペーパーにおける取材の申し込みについて書いてみようと思います。
先日の記事にも書きましたが、取材をするにはまず申し込みをしなければなりません。

ネットで「◯◯(都市名) グルメ」などで検索をすると、多分ネット情報を見て書いたんだろうな〜写真も借り物だし、という記事がわんさか出てきます。それはそれで否定はしていませんが、どれも同じような記事ばかりで正直「またか〜」と思ってしまいます。思うだけで楽しく読ませていただいております。そういう記事だけというわけでももちろんありませんし。

また、SNSでは実際に行って自分のお金で好きなものをオーダーし、写真や動画を撮って感想とともにUPしたりしますよね。どういうふうに許可を取っているのだろう?と思うことがよくあります。なので、まずは自分のことからお伝えしようと考えた次第です。
(以前あるお店の人と話したときに、勝手に撮影して何も言わずに帰ったと思ったらyoutubeにUPされていたと聞いたことがあります。許可って取らない人もいるんですね??お店の方は宣伝してくれたと喜んでいましたが)

私が携わっているフリーペーパーでは、まず許可取りから!
主に電話で申し込みます。インスタのDMなどでの場合もありますが、基本はお電話。
そして、このときが一番緊張します。
毎週おこなっていることなのですが、

「断られたらどうしよう」

と申し込む前はドッキドキです。
「どうしよう」とは思うものの断られたら次はこのお店、と代替え案は考えています。ですがやはり何事もお断りされるのは胸が痛むものです。

ちなみにお断りされる際の理由は

・掲載されたら人が押し寄せてしまい、常連さんに迷惑がかかるから

というものが一番多いです。
やはり掲載日やその週末などは混雑する場合があり、1人で経営されているお店などはてんてこ舞いになることが多いようです。

その場合は「また何かの機会がありましたらよろしくお願いいたします」という締めをして次のお店にチャレンジします。

このお断りはダメージが比較的少ないものです。そうだよなあ仕方ないな、という気持ちになります。

・うちは取材とかは受けてないんで!

というのもハッキリしているので「そうですか!わかりました!」と電話を切ります。スッキリサッパリで良いです。これが心の一番ダメージが少ないかも。

一番困るのは

・ちょっと考えるのでまた連絡します

です。この場合、連絡が来ないことがあるのでしびれを切らしてこちらから連絡をすると「すいません今回は……」となることが多いのでそれなら最初から断ってくれ!という気持ちになります。いや、考えた末の結論なので仕方ないのですが、待っている間に代替え案のお店にアプローチできたと思うと切ないです。

一度、名乗った直後にいきなりガチャ切りされたことがあるのですが、そのお店は少ししてから無くなりました。

あと最近は

・宣伝はSNSでしているのでそういうのはいいです

というのもありました。私個人としては宣伝ではなく、素敵なお店なのでご紹介したい!という気持ちで連絡しているので「そっか〜宣伝か〜〜」と思いました。結果的に宣伝になるのですが、最初から宣伝と言われるとなんだかなあ。という気持ちになります。まあ宣伝になるんですけども……。

そんなこんなで取材申し込みです。お伝えするのは
どんな主旨のコーナーか・どんな写真を撮るのか(撮影の有無)・写真が何点入るか・どんなことをお聞きするか、です。

電話で済むこともあれば企画書を送ってほしいと言われることがあるのでその場合は速やかにお送りします。

その後取材の日時を決定します。

取材の申し込みをするときはドッキドキですが、受けていただいたお店の記事はこの魅力を伝えられるよう頑張って書くぞ!という気持ちになります。
取材時には、掲載直後は混み合う可能性がある旨もお伝えします。

取材申し込みは緊張しますが、受けてくださったときはホッとします。ある意味「タダで宣伝できる」という側面もありますが、こちらとしては通常の営業の時間を割いて協力していただいているという思いが強いです。

掲載した後は読者アンケートも送ってもらうので、読者が喜んでくれると私も嬉しくなります。「行きました」「美味しかった」というアンケートはいつ読んでも幸せな気持ちになります。後日、お店に伺って「たくさんお客さまが来てくれましたよ!」という声を聞けたときも嬉しいです。

正確な情報をお伝えすること、皆が喜んでくれたら嬉しいという気持ちで日々、取材の申し込みをおこなっているのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?