ぬいぐるみ語り(6)

10/27はテディベアの日だそうで、では手持ちの中で唯一のテディベアを。

言うなればアイドルみたいなもんかなあ

2020年1月にお迎えしたテディベア。シュタイフのではないので、正確には違うのだけど構造は同じなのでテディベアでいいでしょう。
家人のお友達がクラフト作家で、こういうのを作っていらっしゃる。家人がなにで見てたのか、これ、と見せてくれたのがこのクマ。普段合意とか言ってますけど、これはほぼ一目惚れですな。まあ、画像からそこはかとなく「仲良くしよう?」と言われていたような気もしますが、おそらくは気のせいでしょう。
ともかく、これはお迎えせねば、となって、家人を通じて予約をし、クラフト系イベントでめでたくお迎えしたのでした。下げてるお財布がまた可愛かろう? これがこのクマの最大のポイントと思われます。家人はこのお財布だけ、別デザインで購入していました。

Gamaguchi Lab renamu
これが作家さんの通販サイト。がま口かわいい。

口元がちょっとこう……アヒルぐちっぽいところが良いのかなあ。このクマもいつもなんか考えている顔をしている。だいたいうちに居着いてるのはなんか考えてる顔のが多いから、このクマもそういうことなんだろう。楽観的なのはIKEAの犬だけだぞ。

さて、テディベア、実はおじさんはあまり好きではない。だがそれはテディベアのせいではない。
20代半ばくらいのころはシュタイフのクマも「一つくらいは頑張って購入したいものだ」くらいに思っていた。
その頃勤めていた職場近くにテディベア専門店があって、そこに行った時にいろいろ見せていただいたことがある。その時にお店の人から「これは一生ものですよ。投資にもなります」と言われて一気に興味をなくしたのだった。
いくら男の子でも生まれた時に贈って一生ものの相棒にすると言われても、投資の材料呼ばわりされてはなあ。単に好きだけじゃダメなのか。

そんなことがあって、あれは住む世界の違う人の話と思っていた。(同様にブリックベアもそんな感じ。住む文化が違うから接点がない)
そこに来て、このクマである。せっかくのご縁、歩み寄ろうではないか。うちに来るぬいぐるみたちはわりと雑な扱いを受けることが多くて(その辺に置きっぱなしとか)、まあなんというか好き勝手に生活してもらってる感があるのだけど、このクマに関してはちょっと大事に飾られている。可愛がるというよりは愛でるということなのかもしれない。

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