シャドーイング×実践英会話の思わぬ効果④〜自分のメンタルに及ぼす影響
全4回の最終回。過去記事はこちらから。
英語を学んで海外の人と軽くコミュニケーションが取れるようになった時、自分の中でかなり大きな意識の変化がありました。
文法がめちゃくちゃでも英語である程度意思疎通が図れる。
たまに読み違えかねない時はさすがに翻訳機能を使うが、海外のサイトを読んだ時に概要をなんとなく掴める。
海外ドラマ「フレンズ」くらいであれば余裕で言っている内容が分かる。
こんな学習初学者であっても、もはや英語を勉強することが苦でも何でもないという好循環には突入しています。
その時、
「仮に明日今の会社クビになったとしても、休職手当を貰いながら1年くらいガチで英語勉強し続ければ、さすがに無職って事はないだろ」
という心の余裕が生まれたのです。
正直社会人になってから今まで、大企業でも将来が約束されている訳でも何でもないベンチャーに新卒カードを使った中で、どうしても将来への不安は拭えませんでした。(会社が嫌とは言ってない)。
確かにスキルが英語のみであれば就ける職種も限られますし、TOEICに向けた勉強も別にしていません。
ですが自分に無いスキルは同時並行でこれから身に付ければ良いだけですし、「将来的に世界中を飛び回って、様々な商品やサービスの種になりそうな要素を拾ってくるような仕事をやっても面白そうだな」など様々な将来設計が広がって行ったのです。
また英語で情報が取れるようになったことで一気に視野が広がり、
「たかだか日本のどこの大学を出たかとか、新卒でどこの会社に就職したかなんていう程度のスケールのことに、いつまで囚われ続けていたんだろう。海外の人はそんなの気にしないのに」と思えたり、
「日本のメディアでは大袈裟に取り上げられて騒がれているこの事件は、海外ではどんな反応をされているんだろう」という多角的な物の見方が身に付きました。
人生で2回しか海外旅行に行っていないのに、もはや気分は短期留学から帰ってきた奴です。
今までの自分は「英語の勉強始めるとか、外資に就職する予定もないのに意識高い系気取りやがっていけ好かねぇ奴だな」という穿った見方を、どちらかと言えば相手に対してするタイプの人間でした。
ですが今現在、ファッションアイテムや自分を飾る要素として英語を勉強するというよりかは正直、「ハイパー何かあった時の保険」という意味合いの方が強いです。
このnoteもそうですが好きで意識高い系をやっている訳では無く、根底にあるのは不安の解消なのです。
確かに受験勉強である程度の土台があったことは認めます。ですが1ヶ月程度英語を復習して海外の人と拙いコミュニケーションを取る程度であっても、ここまで気持ちに余裕が生まれました。
さらに嬉しい副次効果として、海外の人と話すことでコミュニケーション面での度胸が付いたのか、根暗コミュ障の自分が「日本人に対してもあまり怖気付かなくなる」なんていう嬉しい変化も実感しました。
「すぐに収入が増える」なんていう短期的な実利には結びつきませんが、手っ取り早く自分に対しての自信と大局観を身につけるにはここまでコスパの良い取り組みも無いと思います。
おわりに
全4回にわたってお送りしてきたシリーズ。noteを通じて交友関係が広がっていったように、英語学習を通じて自分の可能性や将来の選択肢も無数に増えました。
まだ自分の英語力は拙いですが、確実に言えるのはこれからも勉強はし続けるということ。英語学習を続けることで、人生の可能性や視野を広げ続けようと思います。
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