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私と銀河鉄道の夜

10代の頃に聞いていた曲は一生記憶に残るという話を聞いたことがあるが、今の好きな曲を後々聞いたときにどう感じるのかを知りたくなり、2022年時点での個人的『好きな曲Best100』というプレイリストを先日作りました。

数ある曲の中から選んでいったのですが、好きで選んだ曲には共通してその曲にまつわる個人的エピソードがあるものが選ばれて行きました。
そこで個人的な曲とのエピソードを徒然なるままに書き連ねようと思います。
正直、音楽の知識はあまりないので、アーティストの音楽観などにまでは踏み込んでいないので個人的なエピソードをお伝えする形にします。

銀河鉄道の夜/銀杏BOYZ

銀河鉄道の夜というと元々はGOING STEADYの楽曲というのも後から知ったくらいだったのですが、私にとっては銀河鉄道の夜といえば銀杏BOYZの曲でした。

この曲との出会いは大学時代。
大学で演劇サークルに所属していまして、ある時公演を行う準備をしている時に演出担当が、これを使いたいということで持ってきた曲が銀杏BOYZの銀河鉄道の夜でした。
そこで初めて銀河鉄道の夜を知りました。

銀河鉄道の夜を流したのは、劇中で社会人になり社会のリアルさを目の当たりにして、幼い頃にキラキラと描いていた純粋な夢を思い出すという回想シーンでした。
銀河鉄道の夜の前奏と共に舞台上を暗転していき、歌声が始まるとともにミラーボールに光を当てながら回想シーンが演じられました。

その時に自分も舞台上に出演していたのですが、ビデオでその様子を撮影したシーンを見た際に、演劇ならではの音と光を組み合わせて作り出された空間がそこに出来上がっており、感動を覚えました。
演劇における音楽の力を垣間見た瞬間でした。

それ以降、銀河鉄道の夜は曲自体が好きで、GOING STEADYのものや羊文学のものなどカバー曲に至るまで好きで聴いています。
ちなみに銀杏BOYZ版では、曲調がゆったりとしており、サビの「銀河鉄道の夜〜」が一呼吸で歌われている感じも個人的には好みです。
という文章を書いていたら宮沢賢治の銀河鉄道の夜が読みたくなったので、夜空を旅したいと思います。

#銀河鉄道の夜
#銀杏BOYZ
#私の好きな音楽

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