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ゲームから学ぶスポーツ #V'BALL

私の趣味はゲームである。
ボードゲームなどのアナログゲームも好きだが、いわゆるゲーム機を使うゲームは物心ついた時からずっと好きだ。

母親がゲーム好きということもあり、ゲームに関しては比較的寛容な家庭で育ってきた。
これまでの私のゲームプレイ史を、ゲーム機ごとに複数回にわたりnote上で振り返ろうと思う。

ファミリーコンピューター編

ファミコンでのプレイ経験があるソフト一覧
●スーパーマリオブラザーズ
●スーパーマリオブラザーズ3
●がんばれゴエモン!からくり道中
V 'BALL

どれも生まれる前に発売されたもので、親が持っていたソフトやおじさんから譲り受けたソフトを引っ張り出して幼い頃から勝手に遊んでいた。
今回はその中でも「V 'BALL」というゲームソフトについて触れていこうと思う。

「V 'BALL」というのはビーチバレーゲームであり、おそらく私が初めてプレイしたスポーツゲームである。
「V 'BALL」は2vs2でビーチバレーをするというシンプルなスポーツゲームである。
キャラクターもののスポーツゲームであるような必殺技のようなものはなく、あくまで砂浜でビーチバレーをするという内容だった。

「V'BALL」では2人のキャラを動かすだけなので、ゲームの操作としては非常にプレイしやすいゲームだった。
シンプルながらも、タイミングよくジャンプしてブロックやアタックをしたりと、本物のビーチバレーさながらの臨場感を味わうことができるゲームだ。
「V 'BALL」については気づいたら家にあったゲームソフトで、おそらく親が買ったものだと思うのだが、ファミリーコンピューターのゲームでは一番遊んだゲームだ。

小学校入学前にプレイしていたと思うのだが、まだ世の中のスポーツをよく知らない時期だったため、バレーボールについてはこのゲームを通じて初めて知った。
当時は6人でコートに入って行うバレーボールを知らずに、ビーチバレーをバレーボールだと思っていた。
そのため、初めてテレビ中継でバレーボールの試合を見たときに、6人組バレーは人数が多いな〜と思った印象に残っている。

以降も野球ではパワプロ、サッカーではウイイレといったゲームを通してスポーツの楽しさを感じながら成長してきた。
ゲームを通じてなんとなくスポーツのルールを理解できたので、野球のインフィールドフライやサッカーのオフサイドといった初心者が最初に理解が追いつかないルールについても、ゲームに教えてもらっていた。

ちなみに、大学時代に初めて遊びでビーチバレーを実際にやったのだが、足元が砂浜のため、足をとられて思うように動くことができなかった。
ゲームの中ではサクサク動くことができたので、ゲーム内のキャラ達の足腰が屈強だったことを、10年以上越しに感じたのであった。

総じてスポーツゲームの良さとしては、実際には自分ができないスーパープレイをゲームを通して実現できることにあると思う。
自分自身の身体でできなくても、自分が操作したキャラによるスーパープレイも自分のプレーに酔いしれることができる。
ファミリーコンピューターという昔のゲーム機の中でも、思うようなプレーを行うことができ、スポーツの楽しさを感じることができた「V 'Ball」。
これからもスポーツゲームの中で、スーパープレイを行っていきたい。

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