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別人格へのワクワク感 #ロックマンエグゼ2 #私のゲーム史vol5

小学生の時にゲームボーイアドバンスが発売されて、貪るように遊んでいた時の思い出を振り返っていこうと思う。

●ゲームボーイアドバンスでプレイしたことがあるソフト
・スーパーマリオアドバンス
・マリオカートアドバンス
・メイドインワリオ
・まわるメイドインワリオ
・ポケットモンスター ルビー・サファイア
・ポケットモンスター エメラルド
・ポケットモンスター リーフグリーン
★ロックマンエグゼ2

アドバンスのソフトはメイドインワリオといった新感覚のゲームなども面白かったが、個人的にはロックマンエグゼ2が最も印象深い。

ロックマンエグゼシリーズは、小学5年生 光熱斗(ひかりねっと)と熱斗が操作する電脳世界(インターネット上の世界)で人格を持ったプログラムであるロックマンが主人公となり、表裏一体でつながっている現実世界と電脳世界を行き来しながらストーリーを進めていくというものである。
現実世界とリンクしているので、例えば家の家電が故障した際には、電脳世界で家電を攻撃している敵キャラを倒すなど、電脳世界の問題を取り除くと現実世界での不具合が治るというような世界観になっている。

光熱斗以外のキャラクターも、現実世界の自分と電脳世界での自分という両方の側面を持っている。
当時まだ小学生だった時に、インターネットがそこまで発展しておらず、ネット上の別人格というものの理解が及んでいない部分もあったが、別人格の自分を持つということに対する憧れを感じていた。

そんなロックマンを遊んでいる小学生の時に、インターネットを学ぶ一環で、小学生ながら全員に個人のメールアドレスを先生が配り、生徒同士でメールのやり取りをするという授業があった。
※まだスマホはおろか、携帯電話を持っている小学生は皆無だった時代です。

授業の中で初めて自分のメールアドレスをもらった時のワクワク感は今でも覚えていて、今考えるともう一人の自分を手に入れた感覚のような興奮だったのかもしれない。

時代が進み、インターネットが当たり前になり、メタバースなどの技術が進んできている現代においては、ロックマンのように、ネット上で別人格の自分を生きるというのはまさに今の現実とネットがボーダレスな世界のはしりだったのではと感じる。

いつかはロックマンの世界のように、全員が現実世界と電脳世界とでのそれぞれの人格を持ち、新たな人との交流をしたり、現実世界ではできないことを実現できるようになり、より世界が広がっていく期待をしている。

#創作大賞2024
#エッセイ部門
#ゲーム
#ロックマンエグゼ

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