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一難去って、また一難。さらにまた一難?!

 昨年7月に告知をされた甲状腺乳頭がん。手術もその後の治療(アブレーション)も終了し、今は毎日の服薬と3か月ごとの検診のみとなりました。やれやれ、やっと一段落。

 …と思っていたら、ひやりとする出来事が立て続けに起きました。

 子宮頸がんの検査に行った所、追加で子宮体がんの検査もした方がよいとのこと!(なんでも、子宮内膜の厚さが正常値ギリギリだったそうです。)

 甲状腺がんの時も、自覚症状0でがんが見つかったので、「精密検査=何かある」という思考回路になってしまい、いい結果をイメージできませんでした。甲状腺がんの前ならきっと、「自覚症状ないし大丈夫でしょ~」とお気楽に構えていたと思うのですが、もやは私にとってがんは「陸続き」の病。子宮がん検査をここ数年サボっていたことも相まって、不安はMAXに。

 ただ、前回のようにただもやもやとしているだけではなく、気づいたら色々行動をしていました。「転んでもただでは起きない」をモットーに生きている私(笑)、甲状腺がんの経験が、ここで活きました。

その1.次のステップに進んだらどこの病院に紹介状を書いてもらうか考えておく:自分の通院できる範囲の病院の中で、子宮体がんの手術の実績を調べ、手術数が多い病院をピックアップ。最初から自分が治療してもらいたい病院へ紹介状を書いてもらうことで、セカンドオピニオンが欲しくなったり、他の病院での手術方法が気になったり…と無駄な時間を使わないようにしよう!と考えました。

その2.不安な気持ちを外部の信頼できる機関に相談する:甲状腺がんの時に最も後悔したのが、「一番メンタルが不安定な時に、不安を1人で抱えてしまったこと」でした。私の場合、がん告知をされる前「がんなの?それとも大丈夫なの?」の時期が不安のピークだったので、今回の子宮がん検査結果待ちの間に「今!今が人に頼る時だ!!」と思い、公的ながんの相談窓口にメールを送りました。不安に寄り添ってくれる内容の返信をいただき、「私には頼れる先がある!最悪何か見つかっても、その時はまた相談できる場所がある!」と感じられ、とても心強かったです。

 そして、子宮がんの検査結果を聞きに病院に行くまであと数日という時に、以前受けた大腸がんの検査結果が郵送で届きました。結果は「『便潜血陽性』のため医療機関で検査を受けてください」とのこと。

…え、今?このタイミング?!子宮がんの不安でいっぱいなのに、さらに大腸がんの可能性もある訳?!なにそれ!?いい加減にしてくれ~!!

 半ばキレ気味で(笑)結果が届いたその日の内に、大腸内視鏡検査ができる病院を調べて検査をネット予約。数日後には大腸内視鏡検査をしてもらい、結果は問題なし!よし、1つクリア!そして、子宮がんの検査結果も問題なし、でした。あ~~良かった!!心の底からホッとしました。

 今回不安が大きくなった原因としては、①子宮がん検査をここ数年サボっていた(婦人科系の検査って、ちょっとハードルが高いですよね…)②大腸の内視鏡検査を受けたことがなかった、ということが大きかったように思います。1年に1度検査を受けていれば、「1年前には問題なしだったんだから、発見されたとしても早期だ」と思えると思うのですが、今回そうではなかったため、より不安が強まってしまったように思います。

 よく検査を受けない理由として「検査を受けて何か見つかりそうで怖いから…」というものがありますが、私の場合は「検査をしていない間に、何かまずいものを放置し続けてしまったかも…」ということで不安が倍増するタイプなんだな、と新たな発見がありました。私にとっては、定期的に検査を受ける方が精神衛生上も良さそうです。さて、今日は乳がん検査を受けてきました。結果は1か月半後。何もないことを願いたいと思います…

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