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1人でも多くの患者さんが、予定通り手術を受けられますように!!

 「大阪府が、コロナ患者を受け入れている府内の病院に対し、命に別条がなく、急ぎでない入院や手術を延期するよう要請した」というニュースを見ました。

 限られた病院数・限られた人数の医療スタッフで、どうにかコロナに対応しなくてはいけない、という事情はわかります。優先順位をつけなくてはいけないことも、理解しています。でも、ひとこと言いたい。

 病気がわかり、ただでさえ不安でいっぱいの中、手術を延期された人の気持ちも、ほんの少しだけでもいいから、考えて欲しい…

 私は甲状腺乳頭がんと告知を受けた日に、1か月半後の手術日を決めました。そこから、不安でいっぱいの日を送りながらも「この日には、自分の体の中のがんがなくなるんだ!まず、この日を乗り越えるんだ!」と考えていました。まず手術日を迎えることが、自分の中で大きな目標になっていました。

 病気そのものの不安、手術の不安。手術を迎える前に病状が悪化したらどうしよう。手術を行うにあたって行う事前の検査の不安。入院中の家族の心配。仕事を休むことへの不安。手術を終えれば、という希望。入院前のPCR検査で陽性だったらどうしよう??家族がコロナになって濃厚接触者になったらどうしよう?病院がコロナで閉鎖になったら?

 手術が決まった患者は、色々な気持ちの中で揺れながら、手術の日を待っています。そんな中、手術が延期になったら…と考えると、想像するだけでも、とても辛いです。どうしても、他人事とは思えませんでした。

 私の経験した「甲状腺乳頭がん」は、進行がゆっくりで予後がいい、と言われています。もしかすると、同じ病気の患者さんの手術が、真っ先に延期されているかもしれません…

 どうかどうか、1人でも多くの患者さんが、予定どおり手術ができますように!!不安な想いを抱える人が1人でも少なくなりますように!手術が延期となった患者さんが、不安を打ち明けられる相談先がありますように!

※相談窓口のリンクをいくつか貼っておきます。必要な方に届きますように…


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