最後だと思うか永遠に続くと思うか

人と接する際「これが最後だと思う」または「これが永遠に続くと思う」という2つの考えは絶対に両立しないと思っていた。さらに言えば「最後だと思う」方がより良い考えであると思っていた。しかし今では、どっちが良いという考えはなく、2つの考えは両立し得るものだと感じている。

一期一会という言葉があるように、人との出会いは間違いなく奇跡であり、今後も同じ人と会える保証はない。家族や兄弟、属している組織の同僚など、日々出会う人だって、病気や事故、転職でいつ会えなくなるかはわからない。この意味において、人と接する際「これが最後だと思う」ことは大事な心構えだと思う。

でも、まったく逆の意味にも感じられる「これが永遠に続くと思う」ことで、目の前の人との関係をもっと大事にしたいと感じるはずだ。だって、これからもその人との関係は永遠に続くのだから。

人の考え方っておもしろい。いろいろな視点から物事を考えたい。

400字エッセイ書いています。