見出し画像

アドバイスを与える側の責任

友人が夕食抜きバージョンの16時間ファスティングを実施しているというので、親切心からか単に知識アピールがしたいからか(おそらく後者)、「夜に炭水化物を摂らないと睡眠の質が下がる」といったアドバイスを聞かれてもいないのにしてしまった。直後に今の発言撤回したいと思っても遅い。この単なる自己満足のアドバイスは、小さい範囲ではあるだろうが、友人の脳内に刻み込まれただろう。

大学で睡眠に関する講義を受講していた際、教授にもらったアドバイスが忘れられない。それは「夜遅い時間に強い光を浴びると寝付けが悪くなる」といったものだった。当時、夜遅くまでバイトしていた僕は、まさに自分のことだと思い込み、そこから2週間ほど寝られない日々が続いた(バイト後は朝まで寝られず、朝日を見ると安心して寝た)。

結局はアドバイスを受け取った側がどう判断するのかが大事だとは思うけど、与える側も少しは緊張感を持つ必要があるよなあ。


400字エッセイ書いています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?