話して聴いてもらう効果は20分のあとにも続く(むしろ、そこから!)


こんにちわ。おはなしDAYリスナーのやまねえです。小5と中3の息子がいます。4年前の自分が書いた投稿がFacebookであがってきました。そうそう、そんなことがありました。すごく印象的な20分だったので今でもはっきり覚えています。リスママの20分で何が起きたのか…

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【わずか20分、でもその続きがある】

リスニングママプロジェクトのリスナーになりたい人たちのための、全11回のオンライン講習が先日終わりました。この間、自分のモヤモヤについて何度も聴いてもらいました。

20分間、リスナーはアドバイスもしなければ、自分の体験談を語ることもありません。この聴き方で聴いてもらうと、不思議と目標が定まったり、「まだモヤモヤするけれど、当面はコレやってみます」と、とりあえずの1歩が決まったりするのです。でも面白いのはその先のこと。自分の頭の中では、そのときを境にして、思考がぐるぐると進んでいくのです。

ある日、小学校で目撃した事件について話したところ「怒りを個人に向けるのではなくて、今後同じことが起きないようにしたい。見守りボランティアの中で情報共有したい」という感じで終わりました。

でもその後も頭はぐるぐると動き続けてまったく別の気づきがありました。

ひとつめ。小さい子に意地悪をした子どもに私は怒っていて、その場で大声で叱ったんだけど、はて、私の態度はどうだったんだろうかと。誇り高い小学生男子。人前で叱られる恥かしさのほうが大きくて、私の言葉はおそらく届かなかった。大声を出した私は自分の感情をぶつけただけで、何がいけなかったかが伝わらなかったらそれはだたの自己満足。(悪影響さえあったかも!)えらそうにしていた自分が恥ずかしくなりました。

そして次に同じようなことがあったら、「恥をかかせないように叱ろう」と決めました。そして今度あの子に会ったら、大声で叱ったことを謝ろう、そして君たちには小さい人を守って欲しいという気持ちを伝えようと思いました。ここで初めてモヤモヤが晴れました。それは多分、自分がこれからどうしようか、が腑に落ちる形で決まったから。

ふたつめ。いじめられた方の子のことが気になり始めました。あの子はその後大丈夫だったかなと。個人的なフォローが必要なのは今回の場合は、おそらくまだ状況説明が上手ではない1年生のほうだったはず。そしてまた、腑に落ちました。「私にはこの子のフォローはできないけれど、この子をフォローできる大人に何があったかを伝えることはできる」。そしてその子の担任の先生と話をすることができて、モヤモヤがまた晴れました。

聴いてもらったのは20分。でもその後も頭は動き続けます。

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ここまでです。リスママの20分間で私に起きたこと、ちょっとでも伝わっていればいいなと思います。
(2021年10月5日の記事より)

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